Pacemakerリソースとリソース・グループについて

Pacemakerリソースは、基本的にPacemakerが管理するサービスです。リソースの例には、次のサービスが含まれます:

  • IPアドレス

  • ファイル・システム

  • Webサイト

  • データベース

前述のリストのリソースは、プリミティブ・リソースと呼ばれます。プリミティブ・リソースをグループ化して、グループおよびクローンと呼ばれるより複雑なリソースにクローニングできます。

リソース・エージェント

各プリミティブ・リソースは、Pacemakerに標準化されたインタフェースを介してリソースへのアクセスを提供するリソース・エージェント・スクリプトによって管理されます。Pacemakerと互換性のある標準の一部を次のリストに示します:

  • Open Cluster Framework (OCF)

  • Systemd

  • システム・サービス

  • STONITH

  • Linux Standard Base (LSB)

警告:

LSBスクリプトが常に標準に準拠しているとはかぎりません。詳細は、https://clusterlabs.org/を参照してください。

システム上のリソース・エージェントを表示するには、次の例に示すようにpcs resource agentsコマンドを実行します(簡潔にするために、サンプル出力から多数の行が省略されています):

pcs resource agents
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apache
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IPaddr
IPaddr2
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oracle
oralsnr
pacemaker
pacemaker
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pcsd
pcsd
.
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システムでインタフェース標準を表示するには、次の例に示すようにpcs resource standardsコマンドを実行します:

pcs resource standards
lsb
ocf
service
systemd

リソース・プロパティ

リソース・プロパティは、リソースを管理するリソース・エージェント、そのリソース・エージェントが存在する場所、およびリソース・エージェントが準拠する標準を決定します。次のリストでは、プリミティブ・リソースのプロパティについて説明します:

ID

これは選択したリソース名です。

クラス

リソース・エージェントが準拠する標準。

たとえば、ocfstonithまたはsystemdです。

説明

リソース・エージェントの説明。

タイプ

使用する必要があるリソース・エージェントのタイプ。

たとえば、IPaddr2FilesystemまたはWebsiteです。

プロバイダ

OCFエージェントを使用すると、リソースに使用するプロバイダを指定できます(OCF仕様では、複数のベンダーが同じリソース・エージェントを提供できます)。

値の例: heartbeatpacemaker