3 初期クラスタとサービスの構成

この章では、解決可能なホスト名node1およびnode2を持つシステムでホストされている2つのノード間で初期クラスタを構成する手順とともに、例を示します。各システムは、PacemakerおよびCorosyncのインストールと構成に記載されている手順を使用してインストールおよび構成します。

クラスタは、resource-agentsパッケージに含まれるサービスDummyを実行するように構成されます。このパッケージは、pacemakerパッケージとともにインストールしておく必要があります。このツールは単に、サービスが実行中かどうかを追跡します。Pacemakerは、Dummyプロセスが失敗したかどうかを判断するチェック間の待機時間を決定する間隔パラメータを使用して構成されます。

Dummyプロセスは、障害をシミュレートするためにPacemakerツールの外部で手動で停止されます。これを使用して、プロセスが代替ノードで自動的に再起動される方法を示します。