クラスタの初期構成タスク

「Manage Clusters」ページには、次のオプションが含まれています。

  • Create New: ノードで構成されるクラスタを作成します。クラスタの作成時に、オプションで追加のクラスタ・プロパティを構成できます。

  • Add Existing: 既存のクラスタに、さらにノードを追加します。

  • Remove: クラスタをWeb UIの管理から除外します。

  • Destroy: クラスタを削除します。

新しいクラスタの作成

新規クラスタを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「+ Create New」をクリックします。

    「Create cluster」ウィンドウが開きます。

  2. クラスタ名を指定します。

  3. クラスタに含めるノードを指定します。

  4. オプション: クラスタのその他のプロパティを構成します。

    1. 「Go to advanced settings」をクリックします。

    2. カスタマイズする設定のタブをクリックします。

      クラスタのトランスポート、クォーラムまたはトーテムの設定を構成できます。

    3. 設定ごとに、対応するフィールドにパラメータ値を指定します。

      たとえば、トランスポート・メカニズムの場合、次の図に示すように、トランスポート、圧縮および暗号化オプションを定義できます。

      図7-2 トランスポート・オプション


      この図は、クラスタのトランスポート・メカニズムを構成するためのオプションのグループを示しています。グループ・オプションは、トランスポート、圧縮および暗号化です。各グループには、対応する定義可能なパラメータがあります。
  5. 「Create Cluster」をクリックします。

  6. 「Finish」をクリックします。

    クラスタを起動しない場合は、「Finish」をクリックする前に、まず「Start the Cluster」をクリアします。

新しいクラスタがページに表示されます。これを選択すると、そのノードや構成されているリソースおよびフェンスなどのクラスタ情報が表示されます。

既存のクラスタの追加

このオプションを使用すると、既存のクラスタにノードを追加できます。

  1. リストから、既存のノードの追加先にするクラスタを選択します。

    クラスタがリストされていない場合、最初にクラスタを作成する必要があります。

  2. 「+ Add Existing」をクリックします。

  3. 追加するノードを指定します。

    一度に追加できるノードは1つのみです。

  4. 「Add Existing」をクリックします。

ノート:

Web UIには、クラスタにノードを追加する別の方法も用意されています。「ノードの構成」を参照してください。

クラスタの除外または破棄

「Manage Cluster」ページの残りのオプションは、クラスタの除外または破棄です。

  • クラスタの除外とは、クラスタがWeb UIで管理されないようにすることを意味します。クラスタは引き続き実行されます。ただし、コマンドラインでのみ管理できます。

  • クラスタの破棄とは、クラスタとそれに関連付けられたすべての構成ファイルを削除することを意味します。したがって、その構成ノードは独立したユニットになります。クラスタの破棄は元に戻せません。