DTraceには、個々のプローブが収集したデータを集積するためのいくつかの関数があります。 これらの関数には、avg()
、count()
、max()
、min()
、stddev()
およびsum()
が含まれ、収集されるデータの平均、数値、最大値、最小値、標準偏差および合計がそれぞれ戻されます。 集計関数の詳細は、「Oracle® Linux: DTraceガイド」の「集約」を参照してください。
DTraceでは、連想配列に使用されるものと同様のタプル式を使用して集計の結果を索引付けします:
@name
[list_of_keys
] =aggregating_function
(args
);
集積体の名前には、接頭辞として@
文字が付けられます。 キーは、集積関数が収集するデータを示します。 集積の名前を指定しない場合、DTraceは@
を無名の集積名として使用します。簡単なDプログラムの場合は、通常これで十分です。