次の表に、DTraceのOracle Linux実装に含まれているプロバイダ、およびプロバイダが含まれているカーネル・モジュールを示します。
プロバイダ |
| 説明 |
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DTrace自体に関連するプローブを提供します( |
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| カーネル関数の入力および終了にある関数境界トレース(FBT)プローブをサポートします。 |
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| DTrace対応のアプリケーションによるユーザー・スペース・トレースをサポートします。 |
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データの入力および出力に関連するプローブを提供します。 |
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| IPプロトコル(IPv4とIPv6の両方)のプローブを提供します。 |
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| mutexes、読取り/書込みロック、spinlockなどのロック・イベントのプローブを提供します。 |
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型指定された引数を含む各 |
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| プロセスの作成と終了の監視、LWPの作成と終了の監視、新しいプログラムの実行、およびシグナルの処理を行うためのプローブを提供します。 |
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| 特定の実行ポイントではなく、固定および指定の時間間隔で起動する非同期割込みイベントに関連付けられたプローブを提供します。 これらのプローブを使用して、各種のシステム状態をサンプリングできます。 |
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CPUスケジューリングに関連するプローブを提供します。 CPUは、すべてのスレッドが必ず使用する単一のリソースであるため、 |
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| すべてのシステム・コールのエントリ・ポイントおよびリターン・ポイントにプローブを提供します。 システム・コールはユーザー・レベル・アプリケーションとオペレーティング・システム・カーネルとの間の主要なインタフェースであるため、これらのプローブによって、アプリケーションとシステム間の相互作用を把握できます。 |
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| IPv4とIPv6の両方について、TCPプロトコルを実装するコード内のプローブを提供します。 |
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| IPv4とIPv6の両方に対して、UDPプロトコルを実装するコード内のプローブを提供します。 |
SDTは、同じプロバイダの下で複数のプロバイダを実装するという点で、マルチプロバイダとなります。
fasttrap
プロバイダは、メタプロバイダとみなされます。つまり、プロバイダ・フレームワークです。 fasttrap
メタプロバイダは、ユーザー領域プロセス用にインスタンス化されたプロバイダの作成を容易にするために使用されます。
プロバイダおよびそのプローブの詳細は、「Oracle® Linux: DTraceガイド」の「DTraceプロバイダ」を参照してください。