XFSファイル・システムのチェックと修復

ノート:

Oracle Linux Premier Supportアカウントがあり、XFSファイル・システムのマウントに関する問題が発生している場合は、Oracleサポートに/var/log/messagesファイルのコピーを送信して支援を受けてください。

XFSファイル・システムをマウントできない場合は、xfs_repair -nコマンドを使用するとその整合性を確認できます。通常このコマンドは、問題があると思われる、マウントされていないファイル・システムのデバイス・ファイルに対してのみ実行します。xfs_repair -nコマンドでは、ファイル・システムで修復操作を実施する必要がある場合にそのファイル・システムに加えられる変更が、出力で示されます。ただし、ファイル・システムが直接変更されることはありません。

ファイル・システムのマウントが可能なときに適切なバックアップがない場合は、xfsdumpコマンドを使用すると、既存のファイル・システム・データをバックアップできます。ただし、ファイル・システムのメタデータが破損した場合、このコマンドは失敗することがあります。

xfs_repairコマンドを使用すると、そのデバイス・ファイルで指定されているXFSファイル・システムを修復できます。コマンドはジャーナル・ログをリプレイして、ファイル・システムが正常にアンマウントされなかったことが原因の可能性がある不整合性を修正します。XFSファイル・システムをマウントするたびにジャーナルがリプレイされるため、ファイル・システムに矛盾がある場合を除き、通常は、次のコマンドを使用する必要はありません。

sudo xfs_repair device

ジャーナル・ログが破損した場合、xfs_repair-Lオプションを指定することによって、ログをリセットできます。

注意:

ログをリセットすると、ファイル・システムが不整合状態のままになり、データの損失と破損を招くことがあります。xfs_dbコマンドの使用によるXFSファイル・システムのデバッグと修復に慣れていない場合は、かわりに、ファイル・システムを再作成し、そのコンテンツをバックアップからリストアしてください。

ファイル・システムをマウントできない場合や、適切なバックアップがない場合は、xfs_repairコマンドの実行が唯一の現実的なオプションとなります(xfs_dbの使用に慣れている場合を除く)。

xfs_dbでは、XFSファイル・システムを手動でデバッグおよび修復するための内部コマンド・セットが提供されます。これらのコマンドでは、ファイル・システムのスキャン、およびそのデータ構造の参照と表示が可能です。-xオプションを指定してエキスパート・モードを有効にすると、データ構造を変更できます。

sudo xfs_db [-x] device

詳細は、xfs_db(8)およびxfs_repair(8)のマニュアル・ページを参照し、xfs_db内でhelpコマンドを実行してください。