電源ボタンがデフォルトでACPI Suspendモードに設定される
Oracle Linux 8のグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)コンソール・モードでは、デフォルトで、ハードウェアの電源ボタンがACPIのスリープボタンに相当します。このボタンを使用すると、システムが省電力のスリープ・モードに入ります。これは、GNOMEデスクトップ環境に固有の動作です。
以前のOracle Linuxリリースでは、ハードウェアの電源ボタンでシステムのシャットダウンが開始されました。Oracle Linux 8の動作をそれと同じにするには、次の手順を実行します。
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次の内容を含む
/etc/dconf/db/local.d/01-shutdown-button-action
という名前のファイルを作成します:[org/gnome/settings-daemon/plugins/power] power-button-action='interactive'
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次の内容を含む
/etc/dconf/db/local.d/locks/01-power
という名前のファイルを作成します:/org/gnome/settings-daemon/plugins/power/power-button-action
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次のコマンドを実行します。
sudo dconf update
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デスクトップ環境からログアウトし、再度ログインすることで新しい設定を有効にします。
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