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3 TuneDグローバル設定の確認

この項では、tunedサービスを構成するグローバル設定の概要を示します。

TuneDグローバル構成ファイル

TuneDは、/etc/tuned/tuned-main.confファイルを編集することでグローバルに構成できます。 次のサンプルは、構成例を示しています:

# Global tuned configuration file.

# Whether to use daemon. Without daemon it just applies tuning. It is
# not recommended, because many functions don't work without daemon,
# e.g. there will be no D-Bus, no rollback of settings, no hotplug,
# no dynamic tuning, ...
daemon = 1

# Dynamicaly tune devices, if disabled only static tuning will be used.
dynamic_tuning = 0

# How long to sleep before checking for events (in seconds)
# higher number means lower overhead but longer response time.
sleep_interval = 1

# Update interval for dynamic tunings (in seconds).
# It must be multiply of the sleep_interval.
update_interval = 10

# Recommend functionality, if disabled "recommend" command will be not
# available in CLI, daemon will not parse recommend.conf but will return
# one hardcoded profile (by default "balanced").
recommend_command = 1
...

次に、/etc/tuned/tuned-main.conf内のパラメータの構成例を示します:

静的チューニングまたは動的チューニングの選択

dynamic_tuningパラメータを使用すると、システム・チューニングが静的か動的かを選択できます。

デフォルトでは、システム内で静的チューニングが動作します。 静的チューニングでは、sysctlおよびsysfsコマンドの事前定義してある設定が適用されるか、構成ツールがアクティブ化された時点でこれらのツールの設定内容が適用されます。 その後、さらにチューニングが実行されることはありません。

動的チューニングは、それとは異なり、継続的に実行されます。 システムが稼働している間はずっと、TuneDにより、周期的にそのシステムが監視されます。 TuneDにより、特定の間隔で収集された情報に基づいて、そのシステムが最適化されます。 TuneDでコンポーネントが監視および最適化される間隔は、uptime_intervalの値によって構成されます。この値はデフォルトでは10秒に設定されています。

デーモン・モードまたはデーモンなしモードの選択

daemonパラメータを使用すると、システム・チューニングのモードを設定できます。

デーモンが実行されている場合、デフォルトでは、TuneDの機能はアクティブになります。 TuneDをデーモンが無効になった状態で動作するように切り替えた場合、TuneDは、プロファイル設定を適用してから終了します。 このモードの使用はお薦めしていません。デーモンを無効にすると一部のTuneD機能(DBusとの互換性、ホットプラグ、設定のロールバックなど)がなくなるためです。