一般的な一致キー

次の表に、ルールでよく使用される一致キーを示します。

一致キー 説明

ACTION

イベントを発生させたアクションの名前を照合します。たとえば、ACTION="add"またはACTION="remove"です。

ENV{key}

デバイス・プロパティkeyに対する値を照合します。たとえば、ENV{DEVTYPE}=="disk"です。

KERNEL

イベントによって影響を受けるデバイスの名前を照合します。たとえば、ディスク・メディアの場合はKERNEL=="dm-*"です。

NAME

デバイス・ファイルまたはネットワーク・インタフェースの名前を照合します。たとえば、1つ以上の文字で構成される任意の名前の場合はNAME="?*"です。

SUBSYSTEM

イベントによって影響を受けるデバイスのサブシステムを照合します。たとえば、SUBSYSTEM=="tty"です。

TEST

指定されたファイルまたはパスが存在することをテストします。たとえば、TEST=="/lib/udev/devices/$name"です。$nameは照合しているデバイス・ファイルの名前です。

その他の一致キーには、ATTR{filename}ATTRS{filename}DEVPATHDRIVERDRIVERSKERNELSPROGRAMRESULTSUBSYSTEMSおよびSYMLINKがあります。