35.1 ADD_AD_COLUMNプロシージャ
指定された定義で、ユーザー・インタフェースのデフォルト値の属性ディクショナリのエントリを追加します。作成時には、最大3つのシノニムを指定できます。作成後に、apex_ui_default_update.add_ad_synonymを使用して追加のシノニムを追加できます。シノニムはそのベース列の列定義を共有します。
構文
APEX_UI_DEFAULT_UPDATE.ADD_AD_COLUMN (
p_column_name IN VARCHAR2,
p_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_help_text IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_format_mask IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_default_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_form_format_mask IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_form_display_width IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_form_display_height IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_form_data_type IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_report_format_mask IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_report_col_alignment IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_syn_name1 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_syn_name2 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_syn_name3 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);
パラメータ
表35-1 ADD_AD_COLUMNのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
作成する列の名前。 |
|
アイテム・ラベルおよびレポートの列ヘッダーに使用されます。 |
|
アイテムおよび対話モード・レポート列のヘルプ・テキストに使用されます。 |
|
アイテムおよびレポート列の書式マスクとして使用されます。フォーム固有の書式マスクのレポートで上書きできます。 |
|
アイテムのデフォルト値として使用されます。 |
|
指定した場合、アイテムの書式マスクとして使用されます。一般的な書式マスクの値をオーバーライドします。 |
|
この属性定義を使用するすべてのアイテムの幅として使用されます。 |
|
この属性定義を使用するすべてのアイテムの高さとして使用されます(テキスト領域、シャトルなどのアイテム・タイプでのみ使用されます)。 |
|
アイテムのデータ型として使用されます(自動検証になります)。有効な値は、VARCHAR、NUMBERおよびDATEです。 |
|
指定した場合、レポート列の書式マスクとして使用されます。一般的な書式マスクの値をオーバーライドします。 |
|
レポート列のデータの位置合せに使用されます(たとえば数値は、一般に右揃えにします)。有効な値は、 |
|
この列とともに作成するシノニムの名前。4つ目以上は、APEX_UI_DEFAULT_UPDATE.ADD_AD_SYNONYMを使用します。 |
|
この列とともに作成する2つ目のシノニムの名前。4つ目以上は、APEX_UI_DEFAULT_UPDATE.ADD_AD_SYNONYMを使用します。 |
|
この列とともに作成する3つ目のシノニムの名前。4つ目以上は、APEX_UI_DEFAULT_UPDATE.ADD_AD_SYNONYMを使用します。 |
例
次の例では、現在のスキーマに関連付けられているワークスペース内のUIのデフォルト値の属性ディクショナリに、新しい属性を作成します。また、その属性のシノニムも作成します。
BEGIN
apex_ui_default_update.add_ad_column (
p_column_name => 'CREATED_BY',
p_label => 'Created By',
p_help_text => 'User that created the record.',
p_form_display_width => 30,
p_form_data_type => 'VARCHAR',
p_report_col_alignment => 'LEFT',
p_syn_name1 => 'CREATED_BY_USER' );
END;
親トピック: APEX_UI_DEFAULT_UPDATE