このリリースでの変更点

「はじめに」の内容は次のとおりです。

Oracle Application Expressリリース19.1での変更点

Oracle Application Expressリリース19.1用のOracle Application Express APIリファレンスにおける変更点は、次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • APEX_DATA_PARSER (新規)

    この新しいパッケージには、APEXのファイル・パーサーの実装が含まれています。APEX_DATA_PARSERは、XML、JSON、CSVおよびXLSXファイルをサポートします。

    DISCOVERファンクション - これはファイルの列プロファイルを検出するファンクションです。

    GET_COLUMNSファンクション - このファンクションは、APEXコンポーネントで使用するために、パーサー・プロファイルの列を表として返します。

    GET_FILE_PROFILEファンクション - このファンクションは、JSON形式で現在のファイル・プロファイルを返します。

    GET_FILE_TYPEファンクション - このファンクションは、ファイル名の拡張子に基づいてファイル・タイプを返します。

    GET_XLSX_WORKSHEETSファンクション - このファンクションは、XLSXワークブック内のワークシートに関する情報をapex_t_parser_worksheetインスタンスのリストとして返します。

    JSON_TO_PROFILEファンクション - このファンクションは、JSON形式のファイル・プロファイルをt_file_profileレコード・タイプのインスタンスに変換します。

    PARSEファンクション - これはメイン・パーサー・ファンクションです。XML、XLSX、CSVまたはJSONファイルを解析して、一般的な表を返すことができます。

  • APEX_EXEC (更新)

    ファンクションおよびプロシージャが追加されました

    GET_DATA_TYPEファンクション - このファンクションは、t_data_type定数をVARCHAR2表現に変換します。VARCHAR2データ型の表現をt_data_type定数に変換します。

    ADD_DML_ROWプロシージャ - このプロシージャは、DMLコンテキストに1つの行を追加します。

    CLEAR_DML_ROWSプロシージャ - このプロシージャは、add_dml_rowsで追加されたすべてのDML行をクリアします。

    COPY_DATAプロシージャ - このプロシージャは、ソース・コンテキストからすべての行をフェッチし、ターゲット・コンテキストに書き込みます。

    EXECUTE_DMLプロシージャ - このプロシージャはDMLコンテキストを実行します。

    GET_FUNCTIONS - このファンクションは様々なデータ型の列値を取得します。

    GET_DML_STATUS_CODEファンクション - このファンクションは、現在の行に対する最後のコンテキスト実行のSQLステータス・コードを返します。

    GET_DML_STATUS_MESSAGEファンクション - このファンクションは、現在の行に対する最後のコンテキスト実行のSQLステータス・メッセージを返します。

    GET_ROW_VERSION_CHECKSUMファンクション - このファンクションは、現在の行の行バージョン・チェックサムを返します。

    HAS_ERRORファンクション - このファンクションは、DMLの実行がエラーになった場合はtrueを返し、エラーがない場合はfalseを返します。

    OPEN_LOCAL_DML_CONTEXTファンクション - このファンクションは、ローカル・データベースに基づいてDMLコンテキストを開きます。

    OPEN_REMOTE_DML_CONTEXTファンクション - このファンクションは、リモート・データベースに基づいてDMLコンテキストを開きます。

    OPEN_WEB__SOURCE_DML_CONTEXTファンクション - このファンクションは、Webソース・モジュールに基づいてDMLコンテキストを開きます。

    SET_NULLプロシージャ - このプロシージャは、DML列の値をNULLに設定するようにプロシージャを設定します。

    SET_VALUEプロシージャ - このプロシージャは、様々なデータ型のDML列の値を設定します。

    SET_VALUESプロシージャ - このプロシージャは、DMLコンテキストのすべての列値にソース(問合せ)コンテキストの対応する列値を設定します。

    SET_ROW_VERSION_CHECKSUMプロシージャ - このプロシージャは、現在のDML行のロストアップデート検出に使用する行バージョン・チェックサムを設定します。

  • APEX_SESSION (更新)

    新しいプロシージャが追加されました。

    CREATE_SESSIONプロシージャ- - このプロシージャは、指定されたアプリケーション用に新しいセッションを作成し、環境を設定し、アプリケーションの初期化PL/SQLコードを実行します。

  • APEX_INSTANCE_ADMIN (更新)

    新しいファンクションが追加されました。

    DB_SIGNATUREファンクション - このファンクションは、現在のデータベースのシグネチャ値を計算します。

    IS_DB_SIGNATURE_VALID - このファンクションは、DB_SIGNATUREインスタンス・パラメータがdb_signatureファンクションの値と一致するかどうかを返します。

    使用可能なパラメータ値(更新) - 新しいパラメータDB_SIGNATUREINSTANCE_NO_PROXY_DOMAINSHEADER_AUTH_CALLBACKおよびSOCIAL_AUTH_CALLBACKが追加されました。

  • APEX_STRING (更新)

    プロシージャおよびファンクションが追加されました

    PLIST_PUSHプロシージャ - このプロシージャは、重複を考慮せずにキー/値をプロパティ・リストに追加します。

    PUSHプロシージャのシグネチャ4 - このプロシージャは、PL/SQL表の値をapex_t_varchar2表に追加します。

    STRING_TO_TABLEファンクション - このファンクションは、セパレータで分割された入力をvc_arr2で返します。

    TABLE_TO_STRINGファンクション - このファンクションは、apex_application_global.vc_arr2の入力表p_tableの値を、p_sepで区切って連結されたvarchar2として返します。

    GET_SEARCHABLE_PHRASESファンクション - このファンクションは、入力文字列内の連続した1-3個の子文字の単語からなるフレーズを返します。

    PLIST_DELETE、PUSHのシグネチャ1およびPUSHのシグネチャ2が更新されました。

  • APEX_AUTHENTICATION (更新)

    プロシージャが追加されました

    CALLBACK 1プロシージャ - このプロシージャは、OAuth2ベースの認証スキームのランディング・リソースです。

  • APEX_UTIL (更新)

    ファンクションが追加されました

    IS_LOGIN_PASSWORD_VALIDファンクション - このファンクションは、現在のワークスペース内の指定したユーザー・アカウントのパスワードの検証に基づいてブール結果を返します。

非推奨となったかサポートが終了した機能

『Oracle Application Expressリリース・ノート』非推奨となった機能およびサポートが終了した機能に関する項を参照してください。