12.1.2 レスポンシブ・デザインおよびユニバーサル・テーマについて
ユニバーサル・テーマ - 42 (ユニバーサル・テーマ)により、開発者は、HTML、CSSまたはJavaScriptの幅広い知識を必要とせずに最新のWebアプリケーションを構築できます
レスポンシブ・デザインについて
レスポンシブ・デザインにより、ページを表示するデバイス(たとえば、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレットまたはスマートフォン)にかかわらず、レイアウトを使用可能スペースに適合させるようなWebページを設計できます。
レスポンシブ・デザインを実装することによって、ユーザーは大きい画面での場合と同じ完全な操作性を得ることができます。スマートフォンやタブレットでは、レイアウトは特定のデバイスのサイズに調整できます。このサイズ変更のプロセス中に、要素の位置やサイズが変わったり、非表示になったりします。レスポンシブ・デザインの目的は、可能なすべての画面サイズで、すべての重要なコンテンツをユーザー・フレンドリな方法で表示することです。レスポンシブ・デザインは単なる正しいセットのテンプレートの選択の問題ではありません。アプリケーション開発者は、本当にレスポンシブなページを設計するために、テンプレートおよび使用可能なコンポーネントを使用します。ユニバーサル・テーマは、レスポンシブ・ユーザー・インタフェース・テーマの例です。
ユニバーサル・テーマについて
新しいアプリケーションを作成する場合、アプリケーションの作成ウィザードでユニバーサル・テーマが使用されます。
ユニバーサル・テーマの主な利点は、次のとおりです。
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レスポンシブ・デザイン: 小さい画面のデバイス(スマートフォン、タブレットなど)上でも、大きい画面のデバイス(ラップトップ、デスクトップなど)上と同じように正しく動作するように設計されています。ユニバーサル・テーマのUIコンポーネントは、様々な画面解像度で動作し、同じまたは類似した機能を維持します。また、ユニバーサル・テーマでは、ベクター・グラフィックを利用し(可能な場合)、UIのスタイル設定にCSS3機能を利用して、超高画面解像度を最大限に利用します。
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多用途のユーザー・インタフェース: 実質的にあらゆるタイプのビジネス・アプリケーション・ユーザー・インタフェースの構築に必要なすべてのコンポーネントおよび構成要素を提供します。ユニバーサル・テーマに付属しているすべてのコンポーネントを参照するには、
https://apex.oracle.com/ut
のユニバーサル・テーマ・アプリケーションに移動し、コンポーネントを選択します。 -
簡易カスタマイズ: UI設計、HTML、CSSまたはJavaScriptの専門家でなくても、アプリケーションのルック・アンド・フィールを容易にカスタマイズし、完全に制御できます。テーマ・ローラーおよびテンプレート・オプションを使用すると、会社のブランドに合うようにアプリケーションを簡単にカスタマイズしたり、テンプレート・オプションを使用して様々なコンポーネントのルック・アンド・フィールを簡単にカスタマイズできます。
ユニバーサル・テーマには、テーマ・スタイルのサポートが含まれます。テーマ・スタイルは、ベースCSSに追加されるCSSスタイルシートです。開発者は、テーマ・ローラー・ユーティリティを使用してテーマ・スタイルを変更することによって、アプリケーションの外観を変更できます。
既存のモバイル・アプリケーションからユニバーサル・テーマへの移行について
以前のリリースで使用されていたjQuery MobileおよびjQuery Mobileユーザー・インタフェースのサポートは終了しています。jQuery Mobileユーザー・インタフェースを使用する既存のモバイル・アプリケーションを使用している場合は、既存のアプリケーションをユニバーサル・テーマに移行する必要があります。
ヒント:
ユニバーサル・テーマへの既存のアプリケーションの移行の詳細は、https://apex.oracle.com/ut
のユニバーサル・テーマ・アプリケーションに移動し、移行ガイドを選択します。
親トピック: テーマの使用