1. Fusion Middleware ControlによるOracle Fusion Middlewareの管理
  2. Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャの管理
  3. Oracle WebLogic Serverの管理

4 Oracle WebLogic Serverの管理

この章では、Oracle WebLogic ServerおよびWebLogic Serverドメインの管理に関連した標準的なタスクについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

親トピック: Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャの管理

Fusion Middleware Controlを使用したOracle WebLogic Serverの管理

次に、Fusion Middleware ControlからWebLogicドメインを管理するステップについて説明します。

  1. ドメインで管理サーバーおよび管理対象サーバー・インスタンスを表示します。方法

  2. ドメインの変更に必要な構成を設定するには、Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用します。方法

  3. チェンジ・センターを使用し、Fusion Middleware Controlでユーザー・プリファレンスを設定します。方法

  4. ドメインにデプロイしたシステム・コンポーネントおよびアプリケーションをモニターします。方法

  5. ドメインに追加アプリケーションをデプロイします。方法

Oracle WebLogic Serverの管理の詳細は、『Oracle WebLogic Serverの理解』のWebLogic Serverシステム管理の概要に関する項を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

管理コンソールを使用したOracle WebLogic Serverの管理

次に、Oracle WebLogic Server管理コンソールからWebLogicドメインを管理するステップについて説明します。

  1. Oracle WebLogic Server管理コンソールの表示方法を説明します。方法

    あるいは、Fusion Middleware Controlから管理コンソールにアクセスするには、「WebLogic Server管理コンソール」ハイパーリンクまたは「動的ターゲット」メニュー項目を選択します。

  2. Oracle WebLogic Serverオンライン・ヘルプの詳細を参照してください。詳細

Oracle WebLogic Serverの管理の詳細は、『Oracle WebLogic Serverの理解』のWebLogic Serverシステム管理の概要に関する項を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

WebLogic Serverドメインの管理

Oracle WebLogic Server管理ドメインとは、Oracle WebLogic Serverリソースの論理的に関連したグループです。ドメインには管理サーバーという特別なOracle WebLogic Serverインスタンスが含まれており、ドメイン内のすべてのリソースがそこで一元的に構成および管理されます。通常、ドメインは、管理対象サーバーというOracle WebLogic Serverインスタンスも含めるように構成します。Webアプリケーション、EJB、Webサービスおよびその他のリソースは管理対象サーバーに配置し、アプリケーション・サーバーは構成および管理にのみ使用します。

次に、Oracle WebLogic Serverドメインを管理するステップについて説明します。

  1. WebLogic Serverドメインおよびドメイン構成を理解します。詳細

  2. WebLogicドメインを監視します。方法

  3. WebLogicドメインを管理します。方法

  4. WebLogicドメインを構成します。方法

Oracle WebLogic Serverドメインの作成および構成の詳細は、次を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

WebLogic Serverインスタンスの構成および管理

ドメインを作成するとき、管理サーバーも作成します。管理サーバーは、WebLogic Server管理コンソールを実行し、構成変更をドメイン内の他のサーバーに分散します。一般的なプロダクション環境では、1つまたは複数の管理対象サーバーをドメインに作成してビジネス・アプリケーションをホストし、管理サーバーは管理対象サーバーの構成とモニターにのみ使用します。

次に、WebLogic Serverインスタンスを管理するステップについて説明します。

  1. WebLogic Serverシステム管理を理解します。詳細

  2. サーバー・インスタンスを監視します。方法

  3. サーバー・インスタンスを管理します。方法

  4. サーバー・インスタンスを構成します。方法

  5. サーバー・テンプレートを構成します。方法

Oracle WebLogic Serverインスタンスの管理および構成の詳細は、次を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

WebLogic Serverクラスタの管理

WebLogic Serverクラスタは、同時に動作し、連携して高度なスケーラビリティと信頼性を実現する複数のWebLogic Serverサーバー・インスタンスで構成されます。クライアントでは、1つのクラスタが、1つのWebLogic Serverインスタンスのように認識されます。クラスタを構成する複数のサーバー・インスタンスは同じマシン上で実行することも、複数のマシンに配置することもできます。クラスタの能力は、既存のマシン上のクラスタにサーバー・インスタンスを追加することによって強化できます。また、新たにサーバー・インスタンスを配置するためのマシンをクラスタに追加することもできます。

次に、WebLogic Serverクラスタを管理するステップについて説明します。

  1. WebLogic Serverクラスタおよびクラスタ構成を理解します。詳細

  2. WebLogic Serverクラスタをモニターします。方法

  3. クラスタでサーバー・インスタンスを管理します。方法

  4. WebLogic Serverクラスタの構成。方法

詳細は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』の次の項を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

Fusion Middleware Controlを使用したアプリケーションのデプロイ

Oracle WebLogic Serverにアプリケーションをデプロイするステップについて説明します。

  1. アプリケーションのデプロイ手順を理解します。詳細

  2. アプリケーションのデプロイ、再デプロイおよびアンデプロイの違いを理解します。詳細

  3. デプロイできるアプリケーションのタイプと、それらのアプリケーションのデプロイに使用できる様々な管理ツールを理解します。詳細

  4. デプロイするアプリケーションのタイプに基づいて、適切な手順を参照してください。

    • Fusion Middleware Controlを使用してJava EEアプリケーションをデプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してADFアプリケーションをデプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してSOAコンポジット・アプリケーションをデプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してWebCenterアプリケーションをデプロイします。方法

WebLogic Serverドメイン内のアプリケーションおよびモジュール・デプロイメントのモニタリングおよび管理の詳細は、次を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

Fusion Middleware Controlを使用したアプリケーションの再デプロイ

アプリケーションを再デプロイする前に、「Fusion Middleware Controlを使用してアプリケーションを再デプロイする際の制限」を参照してください。

Oracle WebLogic Serverにアプリケーションを再デプロイするステップについて説明します。

  1. アプリケーションのデプロイ手順を理解します。詳細

  2. アプリケーションのデプロイ、再デプロイおよびアンデプロイの違いを理解します。詳細

  3. 再デプロイするアプリケーションのタイプに基づいて、該当する手順を参照して、アプリケーションの再デプロイ方法を確認してください。

    • Fusion Middleware Controlを使用してJava EEアプリケーションを再デプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してADFアプリケーションを再デプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してSOAコンポジット・アプリケーションを再デプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してWebCenterアプリケーションを再デプロイします。方法

Fusion Middleware Controlを使用してアプリケーションを再デプロイする際の制限

アプリケーションを再デプロイする場合は、次の点に注意してください。

  • 再デプロイするアーカイブのファイル名およびパスは、アプリケーションを最初にデプロイした際に使用したファイル名およびパスと同じにする必要があります。

    たとえば、元のアプリケーションのファイル名およびパスが/dua0/staging/myApp.earの場合、更新されたアプリケーションは/dua0/staging/myApp.earである必要があります。

  • 最初にアプリケーションをデプロイする際に、Oracle WebLogic Server管理コンソールやWebLogic Scripting Tool (WLST)など別の管理ツールを使用した場合、Fusion Middleware Controlを使用してアプリケーションを再デプロイすることはできません。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

Fusion Middleware Controlを使用したアプリケーションのアンデプロイ

Oracle WebLogic Serverでアプリケーションをアンデプロイするステップについて説明します。

  1. アプリケーションのデプロイ手順を理解します。詳細

  2. アプリケーションのデプロイ、再デプロイおよびアンデプロイの違いを理解します。詳細

  3. アンデプロイするアプリケーションのタイプに基づいて、該当する手順を参照して、アプリケーションのアンデプロイ方法を確認してください。

    • Fusion Middleware Controlを使用してJava EEアプリケーションをアンデプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してADFアプリケーションをアンデプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してSOAコンポジット・アプリケーションをアンデプロイします。方法

    • Fusion Middleware Controlを使用してWebCenterアプリケーションをアンデプロイします。方法

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

アプリケーション・デプロイメントの管理

Oracle WebLogic Serverドメインにデプロイされたアプリケーションを管理するステップについて次に説明します。

  1. WebLogic Serverのアプリケーション・デプロイメントを理解します。詳細

  2. アプリケーション・デプロイメントをモニターします。

  3. アプリケーション・デプロイメントを制御します。

  4. アプリケーション・デプロイメントを構成します。

アプリケーションのデプロイメントのモニタリング、制御および構成の詳細は、『Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理』のアプリケーションのデプロイメントに関する項を参照してください。

Oracle WebLogic Server用アプリケーションの開発およびデプロイの詳細は、次を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

管理対象サーバーおよび管理対象サーバーにデプロイされたアプリケーションのモニター

次に、Oracle WebLogic Server管理対象サーバーおよびサーバーにデプロイされたアプリケーションを監視する方法について説明します。

  1. Oracle WebLogic Server管理対象サーバーおよびクラスタを理解します。詳細

  2. 管理対象サーバーをモニターします。方法

  3. デプロイしたアプリケーションのタイプを判断します。詳細

    デプロイしたアプリケーションのタイプによって、次のいずれかの操作を行います。

    • Java EEアプリケーションをモニターします。方法

    • Oracle ADFを利用するアプリケーションをモニターします。方法

    • コンポジット・アプリケーションをモニターします。方法

    • Oracle WebCenterアプリケーションを監視します。方法

管理対象サーバーのモニタリングの詳細は、『Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理』のサーバーのモニターに関する項を参照してください。

アプリケーションのデプロイメントのモニタリングの詳細は、『Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理』のアプリケーションのデプロイメントに関する項を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

クラスタおよびクラスタにデプロイされたアプリケーションのモニター

クラスタおよびクラスタにデプロイするアプリケーションをモニターする方法について説明します。

  1. Oracle WebLogic Server管理対象サーバーおよびクラスタを理解します。詳細

  2. クラスタをモニターします。方法

  3. クラスタにデプロイされたアプリケーションをモニターします。方法

クラスタのモニタリングの詳細は、『Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理』のクラスタのモニターに関する項を参照してください。

クラスタへのデプロイの詳細は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』のクラスタ化構成でのアプリケーションのデプロイメントに関する項を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

WebLogic Serverドメイン・パーティションの管理

ドメイン・パーティションは、WebLogicドメインの管理スライスとランタイム・スライスで、WebLogic Server Multi-Tenancy (WLS MT)のビルディング・ブロックです。Multi-tenancyにより、複数のクライアント組織でのドメインの共有が可能になるため、効率性が高まり、操作コストを削減できます。

注意:

WebLogic Server Multitenantドメイン・パーティションは、WebLogic Server 12.2.1.4.0で非推奨になりました。

次に、Fusion Middleware Controlを使用してドメイン・パーティションを管理するステップについて説明します。

  1. WebLogic Server MTを理解します。詳細

  2. WebLogic Server MTを構成します。方法

  3. ドメイン・パーティションを管理します。方法

  4. リソース・マネージャを構成します。方法

WebLogic Server MTの詳細は、WebLogic Server MTの使用に関する項を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

JDBCデータ・ソースの作成および管理

Java Database Connectivity (JDBC)では、WebLogicドメインでJDBCデータソースを介してデータベース接続を構成できます。WebLogic JDBCデータ・ソースにより、データベースへのアクセスおよびデータベース接続管理が可能になります。

Fusion Middleware Controlを使用してJDBCデータ・ソースを作成および管理する方法について説明します。

  1. Oracle Fusion Middleware JDBCデータ・ソースの目的およびタイプを理解します。詳細

  2. GridLinkデータ・ソースの機能を理解します。詳細

  3. 一般的なデータ・ソースを作成します。方法

    または

    GridLinkデータ・ソースを作成します。方法

    または

    マルチ・データ・ソースを作成します。方法

  4. データ・ソースをモニターします。方法

  5. データ・ソースを制御します。方法

  6. データ・ソースを構成します。方法

JDBCデータ・ソースの作成および管理の詳細は、次を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

WebLogic Serverメッセージングの管理

JMSのWebLogic Server実装は、WebLogic Serverに密接に統合されたエンタープライズクラスのメッセージング・システムです。JMS仕様を完全にサポートし、標準のJMS APIではサポートされない様々なWebLogic JMS拡張機能も提供します。

次に、WebLogic Serverメッセージングを管理するステップについて説明します。

  1. JMSサーバーをモニター、制御および構成します。方法

  2. ストア・アンド・フォワード・エージェントをモニターおよび管理します。方法

  3. JMSリソースおよびモジュールをモニターおよび制御します。方法

  4. パス・サービスをモニターします。方法

  5. メッセージング・ブリッジをモニターおよび構成します。方法

  6. JMSブリッジ宛先をモニターおよび構成します。方法

  7. 永続ストアをモニターおよび構成します。方法

WebLogic JMSおよび他の関連のWebLogicメッセージング・コンポーネントの詳細は、次のガイドを参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

WebLogic Serverのユーザーおよびグループの管理

セキュリティ・レルムは、WebLogicリソースを保護する複数のメカニズムで構成されています。各セキュリティ・レルムは、構成済みのセキュリティ・プロバイダ、ユーザー、グループ、セキュリティ・ロール、およびセキュリティ・ポリシーで構成されます。ユーザーはセキュリティ・レルムで定義されていないと、そのセキュリティ・レルムに属するWebLogicリソースにアクセスできません。

次に、WebLogic Serverのユーザーおよびグループを管理するステップを説明します。

  1. WebLogic Serverのユーザーおよびグループをモニターします。方法

  2. ユーザーを構成します。方法

  3. グループを構成します。方法

WebLogic Serverのユーザーおよびグループの詳細は、次のガイドを参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理

JNDIツリーの表示

JNDIブラウザは、すべてのWebLogic ServerリソースのJNDI名が見つかる中心的な場所です。通常はWLSクライアント・プログラムを記述する際にJNDIブラウザでJNDI名を検索します。JNDIブラウザには、ドメイン、サーバー、またはパーティション内のリソースのツリーが表示されます。ツリー内のノードまたはオブジェクトを選択すると、バインディング名、オブジェクト・クラス、オブジェクト・ハッシュ・コードおよびオブジェクトtoString結果エントリを含むJNDI情報が表示されます。

次に、Fusion Middleware Controlを使用してJNDIツリーを表示するためのステップについて説明します。

  1. ドメインのJNDIツリー内のオブジェクトを表示します。方法

  2. サーバーのJNDIツリー内のオブジェクトを表示します。方法

  3. ドメイン・パーティションのJNDIツリー内のオブジェクトを表示します。方法

WebLogic JNDIの詳細は、『Oracle WebLogic Server JNDIアプリケーションの開発』のWebLogic JNDIの理解に関する項を参照してください。

親トピック: Oracle WebLogic Serverの管理