1 Infrastructure WLSTコマンドの概要とロードマップ

ADFアプリケーションのデプロイ、ログ・ファイルと診断データの管理、およびMDSリポジトリの管理には、Infrastructure WLSTコマンドを使用します。

ここでは、次の項目について説明します。

ドキュメントのスコープと対象読者

Oracle Fusion Middleware Infrastructureのコンポーネントおよびサービスを管理するには、WLST Infrastructureコマンドを使用します。

それらのコンポーネントおよびサービスを次に示します。

  • ダイナミック・モニタリング・サービス(DMS)

  • ロギング

  • Oracle Application Development Framework (ADF)

  • Oracle Fusion Middleware診断フレームワーク

  • Oracle JRF

  • Oracle Infrastructure Webサービス

  • Oracle Metadata Service (MDS)

  • Oracle User Messaging Service。

ノート:

指定されたOracle Fusion MiddlewareコンポーネントのカスタムWLSTコマンドは、そのコンポーネントがインストールされている場合のみ使用できます。

このドキュメントは、OracleのJava Platform, Enterprise Edition (Java EE)を使用してJava EEアプリケーションをデプロイする、Oracle Fusion Middleware管理者を対象としています。読者は、WebテクノロジおよびWebLogic Server製品およびFusion Middleware製品がインストールされているオペレーティング・システムとプラットフォームに精通していることを前提としています。

関連ドキュメント

いくつかのガイドで、WLSTに関する関連ドキュメントが提供されています。

WebLogic Scripting Toolの使用方法については、『WebLogic Scripting Toolの理解』を参照してください。

その他のWLSTコマンドおよびその他のWebLogic Server管理インタフェースについては、次を参照してください。

WebLogic Scripting Tool (WLST)の呼出し

WLSTは、Oracleホームのサブディレクトリにあります。

次の場所からWLSTを起動します。

(UNIX) ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh
(Windows) ORACLE_HOME\oracle_common\common\bin\wlst.cmd