デスクトップのためのコンテンツ・サーバーの構成

クライアントでWebCenter Contentデスクトップとコンテンツ・サーバーを使用できるようにするには、CoreWebdavシステム・コンポーネントを有効にする必要があります。

さらに、次のコンポーネントを有効にする必要があります。
  • DesktopIntegrationSuite

  • DesktopTag

  • FolderStructureArchive

  • FrameworkFolders

また、電子メール・メッセージ・フィールドを電子メール・メタデータ・フィールドにマッピングするEmailMetadataを有効にすることもできます。

ノート:

FrameworkFoldersコンポーネント(フォルダ機能)を有効にする場合は、Folders_gコンポーネント(コントリビューション・フォルダ機能)が無効であることを確認してください。両方を有効にすると、CoreWebdavが正しく機能しません。
デスクトップのためのコンテンツ・サーバーを構成するには:
  1. WebCenter Contentに管理者としてサインインします。
  2. 「Content Serverの管理」メニューから「管理サーバー」を選択し、「コンポーネント・マネージャ」を選択します。
  3. 「コンポーネント・マネージャ」ページで「フォルダ」を選択し、フォルダ・カテゴリのコンポーネントを表示します。
  4. 次のコンポーネントを選択します。
    • FrameworkFolders

    • DesktopIntegrationSuite

    • DesktopTag

    • (オプション) EmailMetadata

  5. 「更新」をクリックし、選択を確認して「OK」をクリックします。
  6. 「コンポーネント・マネージャ」ページで、「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックします。
  7. 「拡張コンポーネント・マネージャ」ページで、「無効なコンポーネント」ボックスからFolderStructureArchiveを選択し、「有効化」をクリックします。
  8. 「有効なコンポーネント」ボックスにFolders_gがある場合は、このコンポーネントを選択し、「無効化」ボタンをクリックします。
  9. CoreWebdavコンポーネントが有効化されていることを確認します。
    • 「拡張コンポーネント・マネージャ」ページの「カテゴリ・フィルタ」で、「システム・コンポーネントの表示」を選択します。

    • CoreWebdavが「有効なコンポーネント」ボックス内にない場合は、「無効なコンポーネント」ボックス内のCoreWebdavを選択し、「有効化」ボタンをクリックします。

  10. 「管理対象サーバーの起動と停止」に記載されているように、コンテンツ・サーバーを再起動します。
構成タスクの詳細について、この項の残りのトピックを参照してください。

クライアント・ワークステーションのデスクトップのインストールと構成について

デスクトップ用のWebCenter Contentには、デスクトップの操作性とコンテンツ・サーバー、Oracle Content Databaseまたは他のWebDAVベースのコンテンツ・リポジトリとの統合を支援する一連の埋込みアプリケーションがあります。

これらのアプリケーションにより、Microsoft Windowsエクスプローラ、Microsoft Officeアプリケーションおよびサポートされた電子メール・クライアント(Microsoft OutlookおよびLotus Notes)から直接コンテンツ・リポジトリに簡単にアクセスできます。クライアント・ワークステーションにデスクトップをインストールするには、「コンピュータ上のデスクトップ・クライアント・ソフトウェアの設定」を参照してください。

非SSL接続でMicrosoft Office 2010からファイルを開く方法

デフォルトでは、Microsoft Office 2010では、非SSL接続での、Basic認証を使用するWebDAV経由のファイルは開かれません。

次のレジストリ・エントリを作成し、値を2に設定することができます。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Common\Internet\BasicAuthLevel

このタスクの詳細は、Microsoftサポート技術情報の記事2123563「Office application opens blank from WebDAV」を参照してください。