16 テスト・モードから本番モードへの切替え

Fusion Middlewareのテスト環境にOracle WebCenter Sitesドメインをインストールして構成した後、WebCenter Sites (およびそのコンポーネント・アプリケーション)を同等の本番環境に切り替えることができます。

WebCenter Sitesまたはそのコンポーネント・アプリケーションの1つ以上のインスタンスをテスト・モードから本番モードに切り替えるには:
  1. 標準のテストから本番への手順の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』テスト環境から本番環境への移行に関する項を参照してください。

  2. 本番モードに移行するWebCenter Sitesおよび各コンポーネントについて、次の項に示す追加のステップを実行してください。

WebCenter Sitesをテストから本番に移行するための追加のステップ

テスト環境から本番環境へのOracle WebCenter Sitesの移行を完了するには:

  1. WebCenter Sitesconfigフォルダを、WebCenter Sitesのバイナリで提供されているものに置換します: ORACLE_HOME/wcsites/webcentersites/sites-home/template

  2. 管理サーバーとターゲット・マシン上の管理対象サーバーを起動します。

  3. WebCenter Sitesの構成を完了するためにブートストラップ・プロセスを実行します。

サイト・キャプチャをテストから本番に移行するための追加のステップ

テスト環境から本番環境へのOracle WebCenter Sites: サイト・キャプチャの移行を完了するには:

  1. サイト・キャプチャconfigフォルダを、サイト・キャプチャのバイナリで提供されているものに置換します: ORACLE_HOME/wcsites/sitecapture/template

  2. サイト・キャプチャの構成を完了するためにコンフィギュレータ・プロセスを実行します。

  3. 管理サーバーとターゲット・マシン上の管理対象サーバーを起動します。

訪問者サービスをテストから本番に移行するための追加のステップ

テスト環境から本番環境へのOracle WebCenter Sites: 訪問者サービスの移行を完了するには:

  1. WebCenter Sitesconfigフォルダを、WebCenter Sitesのバイナリで提供されているものに置換します: ORACLE_HOME/wcsites/webcentersites/sites-home/template

  2. 管理サーバーとターゲット・マシン上のWebCenter Sites管理対象サーバーを起動します。

  3. WebCenter Sitesの構成を完了するためにブートストラップ・プロセスを実行します。

  4. 訪問者サービスconfigフォルダを、訪問者サービスのバイナリで提供されているものに置換します。ORACLE_HOME/wcsites/visitorservices/template

  5. ターゲット・マシン上の訪問者サービスの管理対象サーバーを起動します。

  6. 訪問者サービスの構成を完了するためにブートストラップ・プロセスを実行します。

Satellite Serverをテストから本番に移行するための追加のステップ

テスト環境から本番環境へのOracle WebCenter Sites: Satellite Serverの移行を完了するには:

  1. Satellite Serverconfigフォルダを、Satellite Serverのバイナリで提供されているものに置換します: ORACLE_HOME/wcsites/satelliteserver/template

  2. Satellite Serverの構成を完了するためにコンフィギュレータ・プロセスを実行します。

  3. 管理サーバーとターゲット・マシン上の管理対象サーバーを起動します。