はじめに

『Oracle Business Process Managementルール言語リファレンス』は、Oracle Business Rules RL Languageの構文、セマンティクスおよび組込み関数のリファレンス・ガイドです。Oracleルール言語は直接作成および編集できますが、通常この言語は高レベルのツールにより生成されます。

対象読者

このガイドは、次のタスクを実行するアプリケーション開発者およびOracle Application Server管理者を対象としています:

  • ルール対応アプリケーションの開発

  • ルール対応アプリケーションのデバッグ

  • ルール対応アプリケーションのデプロイおよび管理

  • ルール作成の際にOracle Business Rulesグラフィカル環境ではなく技術的な言語環境を好むユーザー向けのルールセットの開発

  • Oracle Business Rules環境では使用できないOracle Business Rules RL Languageの高度な機能の使用が必要

このガイドの情報は、Javaプログラミング言語を理解していることを前提としています。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

Oracleサポートを利用できるアクセス

サポートをご購入のOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、Oracle Help CenterのOracle Fusion Middlewareライブラリを参照してください。

表記規則

このセクションでは、このマニュアルの本文およびコード例で使用される表記規則について説明します。内容は次のとおりです:

本文の表記規則

規則 意味

太字

太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。

イタリック体

イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。

固定幅フォント

固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

RL LanguageのBackus-Naur Form文法ルール

このガイドの各RL Languageコマンドは、Backus-Naur Form (BNF)のバリアントで構成される書式で記述されています。BNFには、次の表に示す記号および表記規則が含まれています。

記号または表記規則 意味

[ ]

大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。

{ }

中カッコは、カッコ内の項目のうち、1つが必須であることを表します。

|

縦線は、大カッコまたは中カッコ内の選択項目を区切ります。

*

アスタリスクは、要素が繰返し可能であることを示します。

デリミタ

大カッコ、中カッコ、縦線、アスタリスクおよび省略記号以外のデリミタは、記載されているとおり入力する必要があります。

太字

太字で示されている単語はキーワードです。キーワードは、表示されているとおり入力する必要があります。

(オペレーティング・システムによっては、キーワードは大文字と小文字が区別されます。)

太字以外の単語は、プレースホルダであり、名前または値を代入する必要があります。

下線

生成規則( ::= )の左側にある場合は、非終端記号の定義を示します。

下線

生成規則(::= )の右側にある場合は、非終端記号のリンクを示し、その非終端記号の定義にリンクします。

イタリックテキスト

非終端記号に関するセマンティクス情報(式に必要なデータ型または次の説明で使用される記述タグなど)は、イタリックで表記されます。