はじめに

『Oracle Coherenceリモート・クライアントの開発』では、Coherence*Extendを構成する方法、Java、C++および.NETでリモート・クライアントを開発する方法を説明しています。また、Coherence RESTを使用してリモート・クライアントを開発する手順を説明します。

この章の内容は次のとおりです。

対象読者

『Oracle Coherenceリモート・クライアントの開発』の対象読者は次のとおりです。

  • 主な対象読者 – Coherenceクラスタに存在するリモート・キャッシュと相互作用するC++、.NETおよびRESTを使用するクライアントを記述してデプロイしようというアプリケーション開発者。

  • 二次的な対象読者 - Oracle Coherenceの中心的な概念を理解し、リモート・クライアントを含むデータ・グリッドベースのソリューションを構築しようというシステム・アーキテクト。

このガイドを使用するには、対象読者は、それぞれのクライアント・テクノロジとJavaに精通している必要があります。また、このガイドに示す例では、Oracle Coherence製品をインストールして使用することが必要です。Coherence for Javaのインストールおよびそれぞれのクライアント・テクノロジの詳細は、『Oracle Coherenceのインストール』を参照してください。IDEの使用は、このガイドの使用に際しては不要ですが、ここに示す例を使用した作業を進めるにはお薦めします。

ドキュメントのアクセシビリティ

オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info) か、聴覚に障害のあるお客様は (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。

表記規則

このドキュメントでは、次のテキスト表記規則が使用されます:

規則 意味

boldface

太字体は、アクションに関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素や、本文または用語集で定義されている用語を示します。

italic

イタリック体は、ブック・タイトル、強調、またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。

monospace

等幅体は、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキストを示します。