リーダーについて

プロセスのリーダーごとに次のオプションを設定できます。

サンプル

「サンプル」オプションではジョブ固有のサンプリング・オプションを指定できます。たとえば、通常は数百万件のレコードに対して実行されるプロセスがあるとします。ただし、テスト目的などで、ある特定のレコードのみを処理するように特定のジョブを設定したい場合があります。

「サンプリング」の下のオプションを使用して必要なサンプリングを指定し、「サンプル」オプションを使用して有効にします。

使用可能なサンプリング・オプションはリーダーの接続方法によって異なります。

リアルタイム・プロバイダに接続しているリーダーの場合、「カウント」オプションを使用して指定レコード数で終了するようにプロセスを制限できます。または「期間」オプションを使用して期間を制限してプロセスを実行できます。たとえば、リアルタイム・モニタリング・プロセスを1時間のみ実行する方法は、次のとおりです。

リアルタイム・モニタリング・プロセス

ステージング済データ構成に接続しているリーダーの場合、スナップショットの構成に使用できるのと同じサンプリングとフィルタのオプションを使用して、定義済レコード・セットのサンプルのみに対して実行するようにプロセスを制限できます。たとえば、データ・ソースの最初の1000レコードのみを処理するようにプロセスを実行する方法は次のとおりです。

フィルタ構成

「サンプリング・オプション」のフィールドを次に示します。

  • すべて - すべてのレコードをサンプリングします。

  • カウント - n件のレコードをサンプリングします。選択するサンプリング順序に応じて、最初のn件のレコードまたは最後のn件のレコードになります。

  • パーセンテージ - レコードの合計数のn%をサンプリングします。

  • サンプリング・オフセット - この数よりも後のレコードに対してサンプリングを実行します。

  • サンプリングの順序 - 「降順」(最初のレコードから)または「昇順」(最後から)。

    注意:

    たとえば、2000件のレコード・セットに対してサンプリング・オフセットに1800が指定されると、「カウント」または「パーセンテージ」フィールドに指定された値にかかわらず200レコードしかサンプリングされません。