プロセスについて
プロセス実行プリファレンスの一部として、またはジョブの一部として、プロセスを実行するときに次のオプションを使用できます。
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インテリジェント実行を使用?
「インテリジェント実行の使用」は、プロセスの現在の構成に基づく最新結果を得ているプロセッサは、その結果を再生成しないことを意味します。最新結果がないプロセッサは、再実行マーカーによってマークされます。インテリジェント実行はデフォルトで選択されています。プロセス内のリーダーでレコードのサンプリングまたはフィルタを選択した場合は、インテリジェント実行の設定にかかわらずすべてのプロセッサが再実行します。プロセスが異なるセットのレコードに対して実行されるためです。
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照合プロセッサでのソート/フィルタを有効化?
このオプションは、プロセスの任意の照合プロセッサに指定されたソート/フィルタ有効化設定(各照合プロセッサの「拡張オプション」)が、プロセス実行の一部として実行されることを意味します。このオプションはデフォルトで選択されます。大容量のデータが一致する場合は、ソート/フィルタ有効化タスクを実行して一致結果の確認を許可すると、長い時間がかかる可能性があるため、このオプションの選択を解除して後に延ばすことをお薦めします。たとえば、一致結果を外部にエクスポートする場合、「ソート/フィルタの有効化」プロセスが実行するのを待たずに、照合プロセスが完了したらすぐにデータのエクスポートを開始できます。照合プロセスの結果を確認する必要がない場合には、設定を完全にオーバーライドすることもできます。
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結果のドリルダウン
このオプションでは、「結果のドリル・ダウン」の必要なレベルを選択できます。
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「すべて」では、プロセスに読み込まれるすべてのレコードにドリルダウンできます。これは少量のデータ(数千件までのレコード)を処理している場合のみ、プロセスに読み込まれたすべてのレコードの処理を確認およびチェックできるようにする際にお薦めします。
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「サンプル」はデフォルト・オプションです。これはプロセスの標準的な実行にお薦めします。このオプションを選択すると、プロセスによって生成されるすべてのドリルダウンでレコードのサンプルを使用できるようになります。このオプションでは、ドリルダウンしたときに必ずレコードが表示されて結果を調べることができますが、プロセスによって書き込まれるデータ容量が多くなりすぎることはありません。
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「なし」では、プロセスによってメトリックが生成されますが、データにドリルダウンすることはできません。これは、すでに設計とテストが終了したデータ・クレンジング・プロセスを実行する場合など、ソースからターゲットにできるだけ早くプロセスを実行する場合にお薦めします。
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ダッシュボードに公開?
このオプションでは、結果をダッシュボードに公開するかどうかを設定します。結果を公開するためには、プロセスの1つ以上の監査プロセッサでダッシュボードの公開をあらかじめ有効にしておく必要があることに注意してください。