リアルタイム・モニタリングについて

リアルタイム・レスポンス・プロセスは、データ入力の時点でデータ品質をチェックするように設計されますが、呼出し元アプリケーションにレスポンスを返さないので、ソース・システムでデータを変更するユーザーに余計な負荷がかかりません。レスポンスを返す必要がないので、EDQプロセスが可能な動作に対する制限は少なくなります。たとえば、モニタリング・プロセスが実行される期間にすべてのレコードに対して動作するプロファイリング・プロセッサを含めることができます。

リアルタイム・モニタリング・プロセスには次の特性があります。

  • リアルタイム・プロバイダ(Webサービスのインバウンド・インタフェースなど)からデータを読み取ります。

  • リアルタイム・レスポンス・プロセスには適していない重複チェックを含め、プロセッサ・ライブラリにあるどのプロセッサも含めることができます。

    注意:

    バッチ全体を処理するように設計されたため、リアルタイム・レスポンス・プロセスに適さないプロセッサがリアルタイム・モニタリング・プロセスに含まれる場合、そのプロセスを間隔モードでなく標準モードで実行してください。各プロセッサのサポートされる実行タイプは、プロセッサのヘルプ・ページにリストされています。

  • 結果は書き込まれないか、ステージング済データ表、または外部データベースやファイル(あるいはその両方)に書き込まれます。

  • プロセスが停止するか、構成された時間またはレコードしきい値に到達すると、プロセスは完了します。

  • 標準モード(制限された期間、または制限されたレコード数を処理)または間隔モードのいずれかで実行できます。

詳細は、Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプを参照してください。