8 照合結果のレビュー
EDQにおける照合の主な原則の1つは、一致と出力の決定をすべて自動的に行えるわけではないということです。可能性のある複数の一致を同じものとみなせるかどうかや、そのマージ済出力がどうなるかを(必要に応じて)判定する最も高速で効率的な方法は、多くの場合、一致するレコードに手動で目を通し、手動の決定を行うことです。
EDQには、照合結果をレビューするための2つの異なるアプリケーション(「一致レビュー」と「ケース管理」)が用意されています。レビュー・アプリケーションは照合プロセッサ構成の一部として選択され、結果を生成する方法を決定します。したがって、特定のいずれのプロセッサについても、2つのアプリケーションは相互に排他的です。レビュー・アプリケーションを選択すると、照合プロセッサで使用できるオプションの一部も変更されます。
照合プロセッサの構成をいつでも変更し、レビュー・アプリケーション間で切替え可能ですが、いずれの結果もプロセッサを再起動後に新規アプリケーションから使用可能になります。
使用するレビュー・アプリケーションは、照合プロセッサのプロセス・ダウンストリームの要件と、次の項で詳細に説明する各レビュー・アプリケーションの強みに基づいて選択してください。