新規決定データを保持する属性の指定
決定データのセットを照合プロセッサに接続している場合(前述参照)、照合プロセッサを開くと追加のサブプロセッサが表示されます。

「決定」サブプロセッサをダブルクリックして、決定データを照合プロセスにマップします。
最初のタブでは、接続した決定データにあるフィールドを、ユーザー名や日付/時間などの詳細とともに、インポートする実際の決定およびコメント値に設定できます。
次のスクリーンショットでは、一致決定データをインポートするための正しい構成の例を示します。

前述のスクリーンショットの最初のセクションでは、インポートされた決定データにおける、決定データを取得するために使用される属性が示されます。すべてのコメント・フィールドはオプションです。「自動マップ」ボタンを押すと、これらのフィールドのデフォルト名を検索して、フィールドを自動的にマップしようとします。フィールドのデフォルト名は、EDQで照合プロセッサから関係を書き出すときに作成された名前なので、次のとおりです。
決定フィールド | デフォルト(自動)名 |
---|---|
決定フィールド |
RuleDecision |
決定ユーザー・フィールド |
ReviewedBy |
決定タイムスタンプ・フィールド |
ReviewDate |
コメント・フィールド |
Comment |
コメント・ユーザー・フィールド |
CommentBy |
コメント・タイムスタンプ・フィールド |
CommentDate |
データ・ストリーム名 |
DataStreamName |
関連データ・ストリーム名 |
RelatedDataStreamName |
一致ルール名 |
MatchRule |
状態の有効期限タイムスタンプ |
ExpiryDate |
つまり、レビューする関係を生成した同じ照合プロセッサに決定データをインポートして戻す場合、「自動マップ」を使用して、すべての決定フィールドを自動的にマップできます。
注意:
「状態の有効期限タイムスタンプ」フィールドが表示されるのは、ケース管理を使用してレビューを扱うプロセッサの場合のみです。
最初のタブの2番目のセクションでは、構成された決定フィールド(前述の例ではManualDecision)の実際の決定値、そしてこれらがEDQに認識される決定値にマップされる方法を指定できます。前述の場合、フィールド値はEDQで使用されるフィールド値と同じで、「一致」、「一致なし」、「可能性がある一致」および「保留中」です。
3番目のセクションでは、一致プロセッサにより使用されるデータ・ストリームに対して予想される名前の値を指定できます。複数のデータ・セットがある照合プロセッサの場合、インポートされた各決定を正しいデータ・ストリームからの正しいレコードと照合するため、このことは特に重要です。前述の場合、照合プロセッサは単一のデータ・ストリームに対して動作する「重複除外」プロセッサです。つまり、すべてのレコード(各関係の両方のレコード)が同じデータ・ストリーム(「顧客データ」)に由来します。「顧客データ」という名前を前述で指定すると、インポートするすべての決定データは、DataStream属性とRelatedDataStream属性のどちらでも、値が「顧客データ」の必要があります。