Jolt接続プール: 構成: 全般
このページでは、このJolt接続プールの全般的な構成を定義します。
Joltは、接続プールを使用してWebLogic ServerクライアントがOracle Tuxedoドメインに接続できるようにします。WebLogic Serverは、起動時にJolt接続プールを作成し、必要に応じてWebLogic Serverクライアントに接続を割り当てます。
構成オプション
名前 説明 名前 このJolt接続プールの名前。
MBean属性:
JoltConnectionPoolMBean.Name
最小プール・サイズ WebLogic Serverが起動したときに、このJolt接続プールに追加する接続の最小数。
MBean属性:
JoltConnectionPoolMBean.MinimumPoolSize
最小値:
0
最大値:
2147483647
最大プール・サイズ このJolt接続プールから開始できる接続の最大数。
MBean属性:
JoltConnectionPoolMBean.MaximumPoolSize
最小値:
1
最大値:
2147483647
受信タイムアウト タイムアウトするまでクライアントがレスポンスを待機する秒数。
MBean属性:
JoltConnectionPoolMBean.RecvTimeout
最小値:
0
最大値:
2147483647
セキュリティ・コンテキストの有効化 このJolt接続プールが、WebLogic Serverユーザーからの接続プールのセキュリティ・コンテキスト(ユーザー名、パスワードおよびその他の情報)をTuxedoドメインに渡すかどうかを指定します。
セキュリティ・コンテキストを渡すように接続プールを有効化する場合、
-a
オプションを指定してJoltサービス・ハンドラ(Jolt Service Handler: JSH)を起動する必要があります。JSHは、呼出し元のIDが付いたメッセージを取得すると、impersonate_user()
を呼び出してそのユーザーのappkeyを取得します。JSHはappkeyをキャッシュし、呼出し側が次にリクエストしたときに、appkeyをキャッシュから取り出してリクエストがサーバーに転送されるようにします。キャッシュはJSHごとに維持されます。つまり、同じJSHに接続されたすべてのセッション・プールに対して1つのキャッシュが維持されます。Tuxedoが安全な接続を要求する場合、セキュリティ・コンテキストを有効化する必要があります。
MBean属性:
JoltConnectionPoolMBean.SecurityContextEnabled
セキュアな値:
true