パスワード検証プロバイダ
パスワード検証プロバイダは、構成可能な一連のパスワード作成ルールを管理して強制します。パスワード検証プロバイダをセキュリティ・レルムで構成すると、そのレルムでユーザーのパスワードが作成または変更されるときに必ず、サポートされる認証プロバイダによって自動的に起動されます。パスワード検証プロバイダがチェックを実行し、パスワードが作成ルールによって設定された基準を満たすかどうかを判別します。それによってパスワードが受入れまたは拒否されます。
パスワード検証プロバイダと併用できる認証プロバイダは以下のとおりです。
- デフォルト認証プロバイダ
- SQL認証プロバイダ
- LDAP認証プロバイダ
- Oracle Internet Directory認証プロバイダ
- Oracle Virtual Directory認証プロバイダ
- Active Directory認証プロバイダ
- iPlanet認証プロバイダ
- Novell認証プロバイダ
- Open LDAP認証プロバイダ
ノート: デフォルトでは、デフォルト認証プロバイダで必要なパスワードの最小文字数は8文字です。ただし、デフォルト認証プロバイダで強制される最小パスワード文字数はカスタマイズできます。いずれにしても、デフォルト認証プロバイダとパスワード検証プロバイダの両方をセキュリティ・レルムで構成した場合に、デフォルト認証プロバイダで強制される最小文字数を満たさないパスワードを作成しようとすると、エラーが生成されます。