WebLogic ServerのためのFusion Middleware Controlヘルプ

前 次 新規ウィンドウで目次を開く
ここから内容の開始

リモートTuxedoアクセス・ポイント: 接続

構成オプション     

このページでは、このWTCサーバーで使用されるリモートTuxedoアクセス・ポイントの接続構成を定義します。

構成オプション

名前 説明
接続ポリシー

このリモートTuxedoアクセス・ポイントがローカルTuxedoアクセス・ポイントとのセッション接続を確立する場合の条件。

指定できる値は次のとおりです:

  • ON_DEMAND: リモート・サービスに対するクライアント・リクエスト、または管理接続コマンドのいずれかによって要求されたときにのみ、接続が試行されます。

  • ON_STARTUP: ゲートウェイ・サーバーの初期化時に、ドメイン・ゲートウェイがリモートTuxedoアクセス・ポイントとの接続の確立を試行します。リモート・サービス(このローカルTuxedoアクセス・ポイントのドメイン・ゲートウェイによってJNDIに通知されるサービス)は、接続がそのリモートTuxedoアクセス・ポイントに正常に確立された場合のみ通知されます。リモートTuxedoアクセス・ポイントへのアクティブな接続がない場合、リモート・サービスはサスペンドされます。デフォルトでは、この接続ポリシーは失敗した接続を60秒ごとに再試行します。アプリケーション固有の値を指定するには、MaxRetryおよびRetryInterval属性を使用します。

  • INCOMING_ONLY: ドメイン・ゲートウェイが起動時にリモートTuxedoアクセス・ポイントへの初期接続を行わず、リモート・サービスが最初にサスペンドされます。ドメイン・ゲートウェイはリモートTuxedoアクセス・ポイントからの受信接続に使用可能で、リモート・サービスはこのローカルTuxedoアクセス・ポイントのドメイン・ゲートウェイが受信接続を受け付けたときに通知されます。接続の再試行処理は許可されていません。

  • 「LOCAL」: リモート・ドメインの接続ポリシーのデフォルト値を、ローカル・ドメインのConnectionPolicy属性の値にするように明示的に指定します。

MBean属性:
WTCRemoteTuxDomMBean.ConnectionPolicy

接続プリンシパル名

ローカルTuxedoアクセス・ポイントとのセッション接続を確立するときに、このリモートTuxedoアクセス・ポイントのアイデンティティを検証するために使用されるプリンシパル名。指定しない場合、このアクセス・ポイントのAccessPointIDが接続プリンシパル名のデフォルト値になります。

ノート: このパラメータは、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアを実行しているタイプTDOMAINのドメインにのみ適用されます。

ノート: ConnPrincipalNameはこのリリースではサポートされていません。

MBean属性:
WTCRemoteTuxDomMBean.ConnPrincipalName

再試行間隔

このリモートTuxedoアクセス・ポイントが、ローカルTuxedoアクセス・ポイントへの接続を自動的に試行する際、各接続の間に待機する秒数。これは、ConnectionPolicyの値がON_STARTUPに設定されている場合にのみ使用します。

値の範囲: 1から32ビットの正の整数まで

ノート: ConnectionPolicyの値がLOCALの場合、ローカルTuxedoアクセス・ポイントのRetryIntervalの値が使用されます。ConnectionPolicyの値がON_STARTUPの場合、値-1は60を示します。

MBean属性:
WTCRemoteTuxDomMBean.RetryInterval

最小値: -1

最大値: 2147483647

最大再試行回数

このリモートTuxedoアクセス・ポイントがローカルTuxedoアクセス・ポイントへのセッション接続の確立を試行する最大回数。これは、ConnectionPolicyの値が「ON_STARTUP」に設定されている場合にのみ使用します。

ノート: ConnectionPolicyの値がLOCALの場合、ローカルTuxedoアクセス・ポイントのMaxRetriesの値が使用されます。ConnectionPolicyの値がON_STARTUPの場合、値-1は9223372036854775807を示します。

値の範囲: 1から64ビットの正の整数まで

  • 再試行メカニズムを無効にするには、0を使用します。

  • 接続が確立されるまで試行するには、最大値を使用します。

MBean属性:
WTCRemoteTuxDomMBean.MaxRetries

最小値: -1

最大値: 9223372036854775807

圧縮制限

このリモートTuxedoアクセス・ポイントが、ローカルTuxedoアクセス・ポイントにデータを送信する際に使用する圧縮しきい値。このサイズより大きいアプリケーション・バッファは圧縮されます。

値の範囲: 0から32ビットの正の整数の間。

MBean属性:
WTCRemoteTuxDomMBean.CmpLimit

最小値: 0

最大値: 2147483647

キープアライブ

このリモートTuxedoアクセス・ポイントに、アプリケーション・レベルのキープ・アライブが構成されているかどうかを示します。

  • 0より大きい: アプリケーション・レベルのキープ・アライブが有効で、この値は、待機時間のタイマーが開始されるまでに許可されるアイドル時間の長さを示します(ミリ秒単位で、最も近い秒に丸められます)。

  • 0: アクセス・ポイントでは、アプリケーション・レベルのキープ・アライブが有効ではありません。

  • -1: アプリケーション・レベルのキープ・アライブが有効で、待機時間のタイマーが開始されるまでに許可されるアイドル時間の長さ(ミリ秒単位で、最も近い秒に丸められる)が、ローカルTuxedoアクセス・ポイントの値を使用して表されていることを示します。

MBean属性:
WTCRemoteTuxDomMBean.KeepAlive

最小値: -1

最大値: 2147483647

キープアライブ待機時間

このリモートTuxedoアクセス・ポイントが、アプリケーション・レベルのキープ・アライブの確認応答を必要とするかどうかを示します。値が次の場合:

  • 0より大きい: アプリケーション・レベルのキープ・アライブが有効で、この値は、ハートビートが確認されない場合に、WebLogic Tuxedo Connectorにより、接続が失敗したとマークされるまでに許可されるアイドル時間の長さを示します(ミリ秒単位で、最も近い秒に丸められます)。

  • 0: アクセス・ポイントでは、アプリケーション・レベルのキープ・アライブが有効ではありませんが、ハートビートを受信しているかどうかは、アクセス・ポイントで確認されています。

MBean属性:
WTCRemoteTuxDomMBean.KeepAliveWait

最小値: 0

最大値: 2147483647


トップに戻る