WebLogic ServerのためのFusion Middleware Controlヘルプ

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レプリケートされたストア: 構成

構成オプション     詳細な構成オプション     

このページでは、永続的なJMSメッセージやストア・アンド・フォワード・メッセージなどのサブシステム・データを格納するための、レプリケートされたストアを構成します。

WebLogicのレプリケートされたストアはExalogicでホストされたWeblogic Messaging Services用の高パフォーマンスの記憶域オプションで、WebLogic ServerのファイルとJDBCの永続的な記憶域オプションの代替手段です。レプリケートされたストアは、WebLogicのレプリケートされたストアを起動する前に起動する必要がある、個別に管理されたデーモン・クラスタで管理されるExalogicのレプリケートされたメモリーに依存します。

構成オプション

名前 説明
名前

このレプリケートされたストアの名前。この名前は、WebLogicドメイン内で一意である必要があります。

ターゲット

ファイル・ストア、JDBCストアまたはレプリケートされたストアをホストするための候補となる、現在のドメインに定義済のサーバー・インスタンス、クラスタまたは移行可能ターゲット。スコープを「リソース・グループ」または「リソース・グループ・テンプレート」に設定した場合、ターゲットは「仮想ターゲット」から継承されます。

クラスタを選択する場合、JMSサーバーと同じクラスタを指定する必要があります。移行可能なターゲットを選択する場合、移行可能なJMSサーバーまたはSAFエージェントと同じ移行可能なターゲットを指定する必要があります。ベスト・プラクティスとして、パス・サービスでは独自のカスタム・ストアを使用し、ストアと同じターゲットを共有するとよいでしょう。

MBean属性:
ReplicatedStoreMBean.Targets

ディレクトリ

レプリケートされたストアのグローバル・ディレクトリのパスを指定します。

これは、デーモン・クラスタrs_daemons.cfg構成ファイルの格納に使用されるディレクトリと同じで、特別に最適化されたNFSマウントが必要です。共有NFSマウントの絶対ディレクトリ・パスを使用することをお薦めします。

MBean属性:
ReplicatedStoreMBean.Directory

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

詳細な構成オプション

名前 説明
ローカル索引

デーモン・クラスタに、現在のノードで実行するよう構成されているデーモンが複数ある場合に添付するローカル・デーモンを指定します。

ローカル・デーモンは、((localindex) modulo (number-of-local-daemons))という式を使用して選択されます。0の場合は常に、現在のノードのアドレスを含むrs_daemons.cfgファイルの最初に使用可能なデーモン・エントリに解決されます。デフォルト値は0 (ゼロ)です。

この設定は、本番環境には適用されません。高可用性を保証するために、本番環境のデーモン・クラスタは各ノードの1つのデーモンで複数のノードを持つ必要があります。

MBean属性:
ReplicatedStoreMBean.LocalIndex

最小値: -1

最大値: 65535

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

領域のサイズ

リージョン・サイズ(バイト)。

データは、各リージョンがこのサイズで作成されたデーモン・クラスタ内の一意に名前が付けられた1つ以上のリージョンに格納されます。リージョン・サイズは、使用可能なローカル・デーモン・メモリーのごく一部に合せるようお薦めします。

MBean属性:
ReplicatedStoreMBean.RegionSize

最小値: 33554432

最大値: 1073741824

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

IOバッファ・サイズ

I/Oバッファのサイズ(バイト単位)で、自動的に最も近い2のべき乗に切り捨てられます。

  • レプリケートされたストアに割り当てられるWebLogic Server JVMオフヒープ(ネイティブ)メモリーの量を制御します。

  • 最適な実行時パフォーマンスのために、IOBufferSizeを最大書込み(同時に更新される複数のリクエストが1つの書込みとして組み合される可能性があります)よりも大きな値に設定することをお薦めします

  • 大きなストアでの起動回復時間の最適なパフォーマンスのために、IOBufferSizeを2 MB以上に設定することをお薦めします。

MBean属性:
ReplicatedStoreMBean.IoBufferSize

最小値: -1

最大値: 67108864

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。


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