はじめに

このマニュアルでは、ドメイン内のリソースにアクセスできるユーザーを決定するためのOracle WebLogic Server 12cでのセキュリティ・ロールやポリシーの使用方法を説明します。

対象読者

このマニュアルでは、WebLogic Serverドメイン内のリソースに対するセキュリティ方法を設計する、セキュリティ設計者やセキュリティ管理者のための情報を提供します。リソースのタイプ、WebアプリケーションやEJBを保護するためのオプション、様々なタイプのセキュリティ・ロールおよびポリシー、ロールおよびポリシーの構成要素などについて取扱います。

このマニュアルは、Java EEセキュリティやWebLogicセキュリティ・サービスの他の機能に精通している読者を対象としています。

このドキュメントは、ソフトウェア・プロジェクトの設計段階と開発段階に関する情報を説明するものです。プロダクション段階の管理に関するトピックを取り扱うものではありません。そのようなトピックに関するWebLogic Serverのマニュアルや情報源へのリンクについては、「関連情報」を参照してください

ドキュメントのアクセシビリティ

Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

アクセス可能なOracleサポートへのアクセス

サポートをご購入のOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

関連ドキュメント

詳細を理解する必要があるときには、関連ドキュメントを使用してください。

WebLogicリソースを保護するセキュリティ管理者にとって、この他に重要と考えられるWebLogic Serverマニュアルを以下に示します。

以下のマニュアルに、特定のタイプのリソースに関する詳細な情報が記載されています。

チュートリアルとサンプル

セキュリティ関連の他のマニュアルは、『Oracle WebLogic Serverの理解』サンプル・コードおよびサンプル・アプリケーションに関する項に示されています。

WebLogic Serverの新機能および変更された機能

WebLogic Serverのこのリリースに追加された新機能の一覧については、『Oracle WebLogic Serverの新機能』を参照してください。

表記規則

このドキュメントでは次の表記規則を使用します。

規則 意味

太字

太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。

斜体

イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。

固定幅フォント

固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。