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単一サーバー・クラスタへのCoherenceの構成とデプロイ

始める前に

  • Coherenceを使用するアプリケーション・モジュール(WebアプリケーションやEJBなど)用にCoherence Grid Archive (GAR)モジュールを作成してパッケージ化します。Coherenceアプリケーションのパッケージ化を参照してください。

単一サーバー・クラスタはクラスタを簡単に起動および停止できるため、開発時に便利です。単一サーバー・クラスタは、1つの管理対象サーバー・インスタンス上でしか実行できないクラスタで、ネットワークにアクセスしません。サーバー・インスタンスは、ストレージ有効クラスタ・メンバー、クライアントおよび(オプションで)プロキシとして機能します。

単一サーバー・クラスタにCoherenceを構成する主なステップは次のとおりです。

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. Coherenceクラスタを作成し、クラスタのメンバーにする管理対象サーバー・インスタンスを選択します。AdminServerインスタンスを使用すると、設定を円滑に進めることができます。Coherenceクラスタの作成を参照してください。
  3. Coherenceクラスタのサマリー・ページで新規Coherenceクラスタを開き、マルチキャスト通信を使用する場合は「存続時間」の値を0に設定します。

    Coherenceクラスタの通信の詳細は、クラスタ通信の構成を参照してください。

  4. 次の手順に従って、Coherenceクラスタに関連付けられた管理対象サーバー・インスタンスを構成します。
    1. 「サーバー」→「Coherence」タブにナビゲートします。
    2. 「Coherenceクラスタ」ドロップボックス・リストには、管理対象サーバーに関連付けられているCoherenceクラスタが表示されます。また、管理対象サーバーは、ローカル・ストレージ有効化フィールドの指定のとおり、デフォルトでストレージ有効Coherenceメンバー(キャッシュ・サーバー)になります。
    3. 「ユニキャスト・リスニング・アドレス」を、ループバックにルーティングされるアドレスに設定します。ほとんどのコンピュータでは、このアドレスの設定は127.0.0.1になります。

      Coherenceクラスタ・メンバーのユニキャストの構成の詳細は、Coherenceクラスタ・メンバーのユニキャストの構成を参照してください。

    4. 保存」をクリックします。
  5. Coherence GARモジュールが含まれているEARモジュールをデプロイします。WebLogic ServerでのCoherenceアプリケーションのデプロイを参照してください。

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