ポリシー式の構築

始める前に

管理コンソールには、ポリシー式を作成するための多数の制御が用意されています。次の基本的な操作を使用して式を作成できます。

ポリシー式を直接編集します。
ビジュアル・ツールを使用して属性、演算子、値を選ぶことにより、単純な式を作成します。
ビジュアル・ツールを使用して式のグループ化、アングループ化、再配置、削除、および無効化を行います。

ノート:

次のステップでは、非推奨のWLDF問合せ言語を使用してポリシー式を作成する方法を説明します。WebLogic Server 12.2.1では、WLDF問合せ言語がJava式言語(EL)に置き換えられました。ただし、管理コンソールではWLDF問合せ言語で作成された既存のポリシー式が引き続きサポートされます。

ELポリシー式の作成の詳細は、「Java式言語(EL)のポリシー式の作成」を参照してください。

WLDF問合せ言語を使用してポリシー式を作成するには:

まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
左ペインで「診断」を展開し、「診断モジュール」を選択します。
「診断システム・モジュール」表で、編集するポリシーを含む診断システム・モジュールを選択します。
「ポリシーとアクション」→「ポリシー」ページを選択します。
「ポリシー」表で、ポリシー式を編集するポリシーの名前を選択します。
「ルール式」ページを選択します。
「現在のポリシー」フィールドで「編集」をクリックし、式を入力するか貼り付けます。「WLDF問合せ言語を使用したポリシー式の作成」に記載されている構文を使用します。
「OK」をクリックします。式の作成が完了した後、「保存」をクリックします。引き続き、さらに複雑な式を作成する場合は、次のステップ8に進みます。
「ポリシー式の構成」ページの「式」の下にある「式の追加」をクリックします。
ポリシー・ルールが「サーバー・ログ」、「ドメイン・ログ」または「イベント・データ」ルールの場合は、次のステップにスキップします。ポリシー・ルールが「収集対象メトリック」ルールの場合は、次の手順に従います。
1. 「式の追加」ページの「MBeanサーバーの場所」ドロップダウン・リストからDomainRuntimeまたはServerRuntimeのいずれかを選択します。「次」をクリックします。
2. 「MBeanタイプ」リストでタイプを選択し、「次」をクリックします。
3. 「インスタンスの選択」ページの「インスタンス」ドロップダウン・リストからインスタンスを選択します。「次」をクリックします。
4. 次のステップに進みます。
「式の追加」ページで、「メッセージ属性」リストから属性を選択します。
「演算子」リストから演算子を選択します。
「値」フィールドに値を入力します。上記で選択したメッセージ属性に対する適切な値を入力する必要があります。
「OK」をクリックします。
式の作成が完了した後、「保存」をクリックします。引き続き、さらに複雑な式を作成する場合は、次のステップに進みます。
ハーベスタ(構成済メトリック)ポリシー式では、ネストされた属性や複雑な属性を指定できるだけでなく、インスタンス名にワイルドカードを使用できます。詳細は、式でのワイルドカードの使用を参照してください。
「現在のポリシー」の下に単純な式を記入するか作成した場合、その式が「式」の下にも挿入されます。それ以後に単純な式を追加すると、追加された式も「式」の下に挿入されます。複数の単純な式は、使用できる演算子をリストする選択ボックスで区切られます。ここまで作業を進めた後、次のいずれかの方法で式を編集できます。
1. 演算子を変更するには、リストから適切な演算子を選択します。
2. 複数の式をグループ化するには、グループ化する式の横のチェック・ボックスを選択します。「結合」をクリックします。
3. 複数の式のグループ化を解除するには、グループ化を解除する式の横のチェック・ボックスを選択します。「結合解除」をクリックします。
4. 1つまたは複数の式を上または下へ移動するには、移動する式の横のチェック・ボックスを選択します。「上へ」または「下へ」をクリックします。
5. 1つまたは複数の式を削除するには、削除する式の横のチェック・ボックスを選択します。「削除」をクリックします。
6. 1つまたは複数の式を否定するには、否定する式の横のチェック・ボックスを選択します。「否定」をクリックします。
「保存」をクリックします。
「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。

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