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JVMの出力のリダイレクト


WebLogic Serverインスタンスが動作しているJVMは、メッセージを標準エラーおよび標準出力に送信します。サーバーとアプリケーション・コードは、ロギング・メカニズムを使用するかわりに、これらのストリームに直接書き込みます。サーバーのターミナル・コンソールやログ・ファイルなど、登録されているすべてのログ宛先にJVMの出力をリダイレクトできます。

ノート: JVM標準出力および標準エラー・メッセージをWebLogicロギング・サービスにリダイレクトする場合、メッセージは非同期にリダイレクトされます。過負荷状態の場合、これらのメッセージは削除されることがあります。さらに、大量のメッセージをリダイレクトすると、システム・パフォーマンスに著しい悪影響を及ぼす可能性があるため、お薦めしません。JVMメッセージを取得するためのベスト・プラクティスとして、かわりにサポートされているロギングAPIの1つを使用することをお薦めします。詳細は、JVMの出力のリダイレクトを参照してください。

JVM標準出力または標準エラー・メッセージをリダイレクトするには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」を展開して「サーバー」を選択します。
  3. サーバー」表で、ロギングを構成するサーバー・インスタンスの名前をクリックします。
  4. 「ロギング」→「全般」を選択して、ページ下部の「詳細」をクリックします。
  5. 必要に応じて、次のチェック・ボックスのいずれかまたは両方を選択します。
    • 標準出力のロギングのリダイレクトを有効化
    • 標準エラー出力のロギングのリダイレクトを有効化

    詳細は、JVMの出力のリダイレクトを参照してください。

  6. 「保存」をクリックします。
  7. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

結果

JVMの出力は登録されたログ宛先に書き込まれます。

完了した後に

サーバーを再起動します。


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