5 仮想マシンおよび管理コンソールへのアクセス

オファーのプロビジョニング後、つまりOracle WebLogic Server 12.2.1.3.0を使用して仮想マシンをデプロイした後は、SSHを介してそれらのマシンにアクセスできます。WebLogic管理サーバーを構成している場合は、WebLogic管理コンソールにアクセスしてアプリケーションを管理できます。

SSH経由の仮想マシンへのアクセス

オファーのプロビジョニング後、オファー作成時に「Credentials」ブレードで定義した資格証明を使用して、SSH経由で仮想マシンにアクセスできます。

注意:

Azureサブスクリプションのセキュリティ・ルールによっては、ポート22を公開したり、SSH接続を開始するIPをホワイトリストに登録する必要がある場合があります。詳細は、Azureのドキュメントを参照してください。

SSH経由で仮想マシンにアクセスするには:

  1. 次のURLを使用して、Azure portalにログインします:
  2. ポータルの左上隅にあるハンバーガー・ボタンをクリックします。
  3. 「Resource groups」をクリックします。
  4. 「Filter by name」フィールドに、デプロイメント時に「Basics」ブレードで指定したリソース・グループ名を入力します。目的のリソース・グループを見つけてクリックします。オファーに応じて、表示されるリソース・グループ内のリソースの数量および種類は異なります。
  5. 仮想マシン・タイプの目的のリソースをクリックします。リソースを簡単に見つけるには、「Type」列ヘッダーをクリックして行をタイプでソートします。
    リソースを選択すると、その仮想マシンの詳細ペインが表示されます。仮想マシンのヘルスおよびステータスの有用なメトリックが含まれます。
  6. 仮想マシンの詳細ペインで、「DNS name」フィールドの値の横にあるクリップボード・アイコンをクリックします。これにより、ホスト名がクリップボードにコピーされます。
  7. 選択したSSHクライアントおよび仮想マシンの管理アカウントに指定した資格証明を使用して、仮想マシン・ホストにSSHでアクセスします。次に例を示します:
    ssh weblogic@wls101401.eastus.cloudapp.azure.com
    [weblogic@WebLogicServerVM ~]$ pwd
    /home/weblogic
    [weblogic@WebLogicServerVM ~]$

    一部のディレクトリは、rootユーザーのみがアクセスできます。rootユーザーに切り替えるには、次の例に示すようにsudoコマンドを使用します:

    [weblogic@WebLogicServerVM wls]$ sudo su -
    
    We trust you have received the usual lecture from the local System
    Administrator. It usually boils down to these three things:
    
        #1) Respect the privacy of others.
        #2) Think before you type.
        #3) With great power comes great responsibility.
    
    [sudo] password for weblogic:
    [root@WebLogicServerVM ~]#

WebLogic Server管理コンソールにアクセスします

WebLogic管理サーバーの構成を含むオファーにより、デプロイメント・プロセスが終わるまでにサーバーが起動されます。デプロイメントが完了すると、管理コンソールにアクセスできるようになります。

WebLogic Server管理コンソールにアクセスするには:
  1. 次のURLを使用して、Azure portalにログインします:
  2. ポータルの左上隅にあるハンバーガー・ボタンをクリックします。
  3. 「Resource groups」をクリックします。
  4. 「Filter by name」フィールドに、デプロイメント時に「Basics」ブレードで指定したリソース・グループ名を入力します。目的のリソース・グループを見つけてクリックします。オファーに応じて、表示されるリソース・グループ内のリソースの数量および種類は異なります。
  5. 仮想マシン・タイプの目的のリソースをクリックします。リソースを簡単に見つけるには、「Type」列ヘッダーをクリックして行をタイプでソートします。
    リソースを選択すると、その仮想マシンの詳細ペインが表示されます。仮想マシンのヘルスおよびステータスの有用なメトリックが含まれます。
  6. 仮想マシンの詳細ペインで、「DNS name」フィールドの値の横にあるクリップボード・アイコンをクリックします。これにより、ホスト名がクリップボードにコピーされます。
  7. ブラウザから次のURLにアクセスします:
    http://dnsname:7001/console

    オファーのプロビジョニング時に「Credentials」ブレードで指定したWebLogic管理者のユーザー名とパスワードを使用してログインします。