このガイドでの12c (12.2.1.4.0)の新機能

次の各トピックでは、ADFデスクトップ統合の新機能と変更機能およびこのガイドで説明する主な変更について紹介し、追加情報へのリンクを示します。

このリリースでOracle JDeveloperおよびOracle Application Development Framework (Oracle ADF)に加えられた変更については、Oracle Technology Networkで新機能に関するページ(http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/jdev/documentation/index.htm)を参照してください。

12c (12.2.1.4.0)の新機能と変更された機能

Oracle ADFデスクトップ統合12c (12.2.1.4.0)には、このドキュメントで説明する次の新規および変更された開発機能が含まれています。

  • 実行時に行レベルのエラー・メッセージが表示されるエラー・メッセージ列を表示するように、ADF表コンポーネントを構成できるようになりました。「エラー・メッセージ列でのエラー・メッセージの表示」を参照してください。

  • ADFデスクトップ統合アドイン・インストーラで、レジストリ内のExcelのFEATURE_BROWSER_EMULATION機能制御キーがIE 11モードに設定されるようになりました。この設定により、埋込みブラウザはIE 11モードで動作できます。「ADFデスクトップ統合のインストール方法」およびMy Oracle Support (https://support.oracle.com)でドキュメントID 2013081.1を検索すると入手できる埋め込みブラウザのADFdiノートに関するドキュメントを参照してください。
  • ADFデスクトップ統合により、UploadアクションとDeleteFlaggedRowsアクションの実行時に処理する行数を決定するアルゴリズムが変更されました。現在のパフォーマンスに適応し、各リクエストでアップロードする行数を調整してタイムアウトを回避し、ユーザーに予定どおりの進捗状況を示せるようになりました。
  • ADFデスクトップ統合では、単一のHTTPリクエストでDeleteFlaggedRowsアクションを使用して、ADF表コンポーネントから行を削除する複数のリクエストを送信できるようになりました。