14 Oracle Database Appliance KVM仮想化の管理
Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームの概念と手順を確認してください。
- 「KVM仮想化について」
KVM仮想化は、カーネル・ベースの仮想マシン(KVM)を使用して、Linuxアプリケーション用の仮想化環境を作成します。
KVM仮想化について
KVM仮想化は、カーネル・ベースの仮想マシン(KVM)を使用して、Linuxアプリケーション用の仮想化環境を作成します。
Oracle Database Appliance 12.1.2.11.0から、必要なRPMはOracle Database Applianceパッチ・バンドルに含まれています。 Oracle Database Appliance 12.1.2.12.0以降にアップグレードすると、Oracle Linux KVMハイパーバイザはOracle Linuxカーネルの一部としてインストールされ、仮想化にはCPU拡張(HVM)が使用されます。 Linux KVMはタイプIIのハイパーバイザです。つまり、オペレーティング・システムより1層上にあることを意味します。 仮想化環境でLinuxアプリケーションを実行すると、アプリケーションからデータベースを分離できます。 アプリケーションを分離する利点の1つは、アプリケーションに影響を与えることなくOracle Databaseを更新できることです。これにより、データベースとアプリケーションを同じシステムにデプロイしてSolution-in-a-Boxを作成できます。
KVMを使用する場合の制限事項は次のとおりです:
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すべての仮想マシン(VM)またはゲストは、Oracle Linuxオペレーティング・システムであり、LinuxアプリケーションのみがKVMでサポートされています。
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Oracle DatabaseをKVMにデプロイすることはできません。 Oracle Databasesは、基本のOracle Linuxオペレーティング・システムで実行する必要があります。
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Oracle LinuxのKVMはハード・パーティション化をサポートしていません。 これは、Oracle Database Appliance上のすべての有効なコア/ソケットが、アプライアンス上で実行されているデータベースとアプリケーションに対して、データベースのエディションとアプリケーションに適切なライセンス・メトリックを使用してライセンスされていることを意味します。 KVMを使用してもライセンスは制限されませんが、Oracle Database Applianceの需要は引き続き適用されます。
関連項目:
Oracle Database ApplianceのOracle Linux KVMの詳細については、Oracle Database Applianceのhttps://blogs.oracle.com/oda/kvmのKVMシリーズを参照してください。