5 Veridataインポート・ユーティリティとエクスポート・ユーティリティの使用方法
Oracle GoldenGate Veridata Webユーザー・インタフェースに加えて、Veridataインストールに付属のインポート・ユーティリティとエクスポート・ユーティリティを使用して、構成の部分を定義できます。
この章の内容は次のとおりです。
5.1 インポート・ユーティリティとエクスポート・ユーティリティの概要
インポート・ユーティリティとエクスポート・ユーティリティを使用すると、Oracle GoldenGate Veridataの構成に使用されるXMLドキュメントを作成できます。これらのXMLドキュメントを制御するDTD (Document Type Definition)は、ORACLE_HOME/veridata/clilib/lib/veridata-scripting.jar
ファイルに格納されています。
インポート・ユーティリティでは、データベース接続、比較ペアを含む比較グループ、比較ジョブおよびプロファイルを構成できます。XMLドキュメントを入力として取得し、Veridataの比較オブジェクトを作成します。通常、XMLドキュメントはユーザー・インタフェースの構成ページの入力と一致します。
エクスポート・ユーティリティでは、比較構成データの一部または全部をXMLファイルにエクスポートできます。-repoUrl
オプションを使用して現在のVeridata構成または他のVeridata構成から構成をエクスポートする場合に使用できます。また、インポート機能を使用して異なるVeridataリポジトリ・タイプ間で構成をエクスポートする場合にも使用できます。たとえば、SQL Server構成からOracle構成へなどの場合です。
ユーザーには基本的なXMLとそのルールに関する知識が必要です。
これらのユーティリティには、次の利点があります。
-
繰返しのタスクの定義に必要な時間を短縮できます。
-
再利用可能な構成を作成できます。
-
テスト構成を本番に使用する構成に反映できます。
5.2 インポート・ユーティリティとエクスポート・ユーティリティの実行
インポート・ユーティリティとエクスポート・ユーティリティは、Oracle GoldenGate Veridataのインストールの場所のDOMAIN_HOME/
veridata/bin
ディレクトリから実行されます。Windowsプログラムはveridata_export.bat
およびveridata_import.bat
で、UNIXとLinuxスクリプトはveridata_export.sh
およびveridata_import.sh
です。
5.2.1 エクスポート・ユーティリティの使用
エクスポート・ユーティリティを実行する構文は次のとおりです。
veridata_export[.sh | .bat] -export filePath -wlusercommandlineUusername
[-wlport portNo] [–jobs jobName | - groups groupName | -connections connName | -profiles profileName | -all | -exportPassword] [[-repoUrl jdbc_url] [-u username>][-schema schema_name][-vdtPathVERIDATA_PRODUCT_HOME
]]
-
-wlport
: Veridata Webサーバーのポートを表します。デフォルト値は8830です。 -
-wluser
: Veridata構成権限およびコマンドライン権限を持つユーザーcommandlineUsername
を指定します。 -
これらのオプションの操作のいずれかを実行時にリクエストできます。
-
-jobs:
すべてのジョブ(関連付けられているグループ、接続およびプロファイルを含む)を名前別にエクスポートします。名前をスペースで区切って、1つ以上のジョブを指定できます(例:job1
job2
job3
)。ジョブ名が指定されていない場合、すべてのジョブおよび関連付けられているオブジェクトがエクスポートされます。 -
-groups:
リポジトリ内のすべてのグループをエクスポートするか、グループ名をスペースで区切って追加します(例:group1
group2
group3
)。 -
connections:
リポジトリ内のすべての接続をエクスポートするか、接続をスペースで区切って追加します(例:conn1
conn2
conn3
)。 -
profiles:
リポジトリ内のすべてのプロファイルをエクスポートするか、プロファイルをスペースで区切って追加します(例:profile1
profile2
profile3
)。 -
-all:
どのジョブにも含まれていないオブジェクトをエクスポートします。すべてのオプション操作に優先します。これは、他のオプションが指定されていない場合のデフォルトです。 -
-exportPassword
: 接続用パスワードをエクスポートします。デフォルトで接続用パスワードはエクスポートされません。 -
-repoUrl:
エクスポートで使用するリモートVeridataリポジトリ・データベースのJDBC URLを設定します。-repoUrl
を使用する場合は、-uオプションを設定する必要があります。 -
-u
: 構成のエクスポートの要求元であるリモートVeridataデータベースのユーザー名を設定します。-repoUrl
オプションとともに使用します。 -
-schema
: 構成のエクスポートの要求元であるリモートVeridataスキーマ名を設定します。 -
-vdtPath
veridataLocation
: 12cリリース以降のVeridataドメインの場所を設定します。11gリリースの場合はインストール場所です。 -
-help
: コマンドラインの構文を提示します。
-
既存のインストールに含まれていないVeridataリポジトリ・データベースからデータをエクスポートする場合は、URL、ユーザー名およびスキーマ名を指定する必要があります。実行時に、外部Veridataリポジトリのパスワードを入力するように求められます。デフォルトで接続パスワードはエクスポートされないので、パスワードをエクスポートする場合は-exportPassword
オプションを使用します。
5.2.2 インポート・ユーティリティの使用
インポート・ユーティリティを実行する構文は次のとおりです。
veridata_import[.sh | .bat] [-wlport portNo] -wlusercommandlineUusername
[-create | -update | -delete | -replace]configuration.xml
-
-wlport
: Veridata Webサーバーのポートを表します。デフォルト値は8830です。 -
-wluser
: Veridata構成権限およびコマンドライン権限を持つユーザーcommandlineUsername
を指定します。 -
これらのオプションの操作のいずれかを実行時にリクエストできます。
-
-create:
構成にリストされるすべての項目が新しくなります。リストの項目がリポジトリに存在する場合は、何も追加されません。 -
-update:
新しい項目がリポジトリに追加され、既存の項目が変更されます。リポジトリに存在する項目および構成にリストされていない項目は削除されます。 -
-delete:
構成に存在する名前付きのすべての項目はリポジトリから削除されます。 -
-replace:
構成で置換対象としてリストされているすべての項目が指定どおり置換されます。
-
-
configuration.xml:
構成を説明するために作成したインポートXML構成ファイルの名前。これは必須オプションです。
5.2.3 構成の処理
インポート・ユーティリティでは、最初にconfiguration.xml
ファイルを解析し、エラーで異常終了する前に、ファイル全体の完了を試みます。検出されたエラーはすべてDOMAIN_HOME/
veridata/logs/veridata_import.log
にログ記録されます。エラーで異常終了しない場合は、2番目の解析が渡され、今度は構成が処理されます。
オブジェクト名の照合
カタログ、スキーマ、表、索引、列などのデータベース・オブジェクト名は、これらのルールに従って照合されます。
-
照合では、大文字と小文字は区別されません。
-
Enscribe DDLおよびSQL列の照合をサポートするために、ハイフン(-)はアンダースコア(_)と一致するとみなされます
-
表名およびソース列名のワイルドカード式は、正式名で照合され、大文字バージョンの名前で照合されます。
-
スキーマとワイルドカードの引用符付き名前では、引用符内のすべてが照合され、完全に一致する必要があります。引用符内のワイルドカード文字は通常の文字として扱われます。引用符付き名前は、XMLで次のように表現されます。
source-table=""CHAR_TYPES"*"
これは
CHAR_TYPES
、CHAR_TYPES2
およびCHAR_TYPES_NOTNULL
と一致します。 -
フィルタでは、スキーマと表の包含または除外が可能です。包含フィルタが使用されている場合、表が比較ペアに含まれるには、1つ以上のフィルタが一致する必要があります。除外フィルタが使用されている場合、表は任意の除外フィルタに一致すると除外されます。包含フィルタには、包含または除外する列のリストが指定された
COLFILTER
要素を含めることができます。表が包含フィルタに一致すると、包含フィルタのCOLFILTER
を使用して、生成された比較ペアの列が指定されます。スキーマと表名には、ワイルドカードを使用できます。フィルタを使用して、特定の名前の表を除外できます。たとえば、次のパターンを使用して、名前にFIRSTが含まれる表を除外できます。<filter type="exclude" table="*FIRST"/>
XMLで次のように指定すると、フィルタを使用してビューを除外できます。
.<filter exclude-views="true"/>
NonStop Enscribeファイルの場合は、ファイル・パターン・フィルタが使用されます。ファイル・パターンは、NonStopの任意の有効なファイル名パターンです。
-
比較ペアにブール属性「optional」の列指定が設定されている場合があります。この属性がtrueの場合、列が比較ペアに追加されるのは、ソース表に指定のソース列が含まれている場合のみです。
キー列の決定
キー列は、次の順序で選択されます。
-
Explicitキー列定義(使用可能な場合)。この場合、
source-pkey
およびtarget-pkey
compare-pair
要素属性が設定されていると、エラーが生成されます。 -
compare-pair
要素のsource-pkey
およびtarget-pkey
属性によって指定されている索引の列。列の数およびすべてのデータ型は一致する必要があり、データ型は互換性がある必要があります。 -
システム選択の主キーの列。
比較ペアの生成
比較ペアの生成には、次の特性があります。
-
ワイルドカードからの生成の動作は、正規表現が使用できる点を除き、ユーザー・インタフェースの生成と同じです。
-
比較ペアは、
configuration.xml
ファイルで指定した順序で処理されます。 -
単一の比較ペア要素によって生成される比較ペアは、ソース表名のアルファベット順で生成されます。
-
複数の比較ペア要素で比較ペアが生成される場合は、最初の比較ペアが使用されます。
一般的に、比較ペア要素の順序は次のようになります。
-
ユーザー定義のキーなど、専用の構成要件を持つ比較ペア
-
一般的なパターンに一致する比較ペア
-
それ以外の場合に、一般的なパターンに一致する比較ペアの除外
5.3 構成ファイルの要素の参照情報
構成は、最上位レベルのconfiguration
要素およびネストされた複数の要素で定義されます。これらの要素のほとんどには、configuration
要素のoperation
属性やconnection
要素のport
属性などの特性を定義する属性があります。
次に示すのは、構成XMLファイル内の上位要素の階層です。要素およびその属性の詳細を参照するには、階層内の要素名をクリックしてください。
configuration connection conn-properties group description filter sql-partition enscribe-key compare-pair enscribe-info enscribe-key sql-partition column excluded-column delta-config job profile
サンプル構成ファイルでは、サンプル構成ファイルを提供します。
プロファイル・パラメータでは、プロファイルの構成に使用できるプロファイル・パラメータについて説明します。
5.4 configuration
ルート要素はconfiguration
です。
次の要素は、configuration
要素内にネストできます。
表5-1 configuration要素
要素 | 説明 |
---|---|
connection |
1つ以上のVeridataデータベース接続の定義。 |
group |
1つ以上のVeridata比較グループ定義。 |
job |
1つ以上の比較ジョブ定義。 |
|
1つ以上のプロファイル定義。 |
次の属性では、configuration
要素について説明します。
表5-2 configuration属性
属性 | 説明 |
---|---|
validation |
構成に使用される検証のタイプを指定します。オプションは次のとおりです。 " " " |
operation |
データがリポジトリにどのように適用されるかを指定します。オプションは次のとおりです。 " " " コマンドライン・フラグを使用して、この属性に入力した値を上書きできます。 |
wildcard |
使用されるパターンの照合方法を指定します。オプションは次のとおりです。 " " |
例
次の例では、検証できる比較ペアを追加し、検証できない比較ペアを無視します。ワイルドカードには正規表現を使用し、"create"
デフォルトを使用して、すべての項目を新しい項目として追加し、項目がすでに存在する場合は、何も追加しません。
<configuration validation="omit-failures" wildcard="regex"> . . . </configuration>
5.5 column
column
要素では、比較ペアに含める、または比較ペアから除外する列のセットを定義します。column
要素には、ネストされた要素またはテキスト・データがありません。
次の属性では、column
要素について説明します。
表5-3 column属性
属性 | 説明 |
---|---|
source-name |
ソース列名のセットを定義する正規表現。この値は必須です。 |
target-name |
ターゲット列名のセットを定義する正規表現。 |
exclude |
一致した列を比較ペアから除外するかどうかを指定します。オプションは次のとおりです。
|
type |
列のタイプを指定します。オプションは次のとおりです。
|
format |
通常使用される比較形式を上書きする形式を指定します。 |
scale |
比較のデフォルトのスケールを上書きするスケールを指定します。 |
precision |
比較に使用されるデフォルトの精度を上書きする精度を指定します。 |
timezone |
比較のデフォルトのタイムゾーンを上書きするタイムゾーンを指定します。 |
|
列マッピングが省略可能かどうかを示します。たとえば、ベース表に列パターンが指定されていない場合、マッピングは失敗しません。デフォルトは |
5.6 colfilter
colfilter
要素では、包含または除外する列のセットを定義します。フィルタ条件として使用する列の名前を指定する場合に使用します。
次の要素では、colfilter
要素について説明します。
表5-4 colfilter要素
属性 | 説明 |
---|---|
colfiltercol |
包含または除外する列のセットを指定します。 |
次の属性では、colfilter
要素について説明します。
表5-5 colfilter属性
属性 | 説明 |
---|---|
type |
列を含めるか、除外するかを指定します。オプションは |
例
この例では、表TABLE_NAME
のCOL3
とCOL5
を生成された比較ペアから除外します。
<filter type="include" table="TABLE_NAME"> <colfilter type ="exclude"> <colfiltercol name="COL3" /> <colfiltercol name="COL5" /> </colfilter> </filter>
5.7 colfiltercol
colfiltercol
要素では、包含または除外する列のセットを定義します。フィルタ条件として使用する列の名前を指定する場合に使用します。
次の属性では、colfiltercol
要素について説明します。
表5-6 colfiltercol属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
ソース列名のセットを定義する正規表現。これは必須属性です。 |
5.8 compare-pair
compare-pair
要素では、比較ペア項目のセットを指定します。Oracle GoldenGate Veridata Webユーザー・インタフェースと同様、比較ペアはシステムでマップされたキーと列にデフォルトで設定されます。
次の要素は、compare-pair
要素内にネストできます。
表5-7 compare-pair要素
要素 | 説明 |
---|---|
enscribe-info |
NonStop Enscribeファイルの比較時に使用される1つ以上の情報のセット。 |
sql-partition |
表内の行のサブセットの1つ以上の仕様。 |
table-partition |
データベース表パーティションを指定します。 |
enscribe-key |
Enscribeファイル内のレコードのサブセットの1つ以上の仕様。 |
key-column |
ユーザー定義のキーとして比較に使用される列のセット。 |
column |
含める列のセットの1つ以上の定義。 |
excluded-column |
システムでマップされた列を比較ペアが使用する場合、比較ペアから除外する列のセットを定義します。 |
|
比較ペアのデルタ処理構成を定義します。最大値は、比較ペアごとに1回追加です。 |
次の属性では、compare-pair
要素について説明します。
表5-8 compare-pair属性
属性 | 要素 |
---|---|
name |
比較ペアの名前を定義する式。この式には、 |
source-table |
比較する表を定義する正規表現。詳細は、この項で後述する「正規表現のグループ化」を参照してください。デフォルトでは、すべての表を照合します。 |
target-table |
比較のターゲット表を定義する正規表現。ソース表式で取得されるグループへの参照が含まれる場合があります。デフォルトは$0 (完全なソース表名)です。 |
source-schema |
比較ペアで参照されるソース表のデフォルト・スキーマの名前。デフォルトは、 |
target-schema |
比較ペアで参照されるターゲット表のデフォルト・スキーマの名前。デフォルトは、 |
source-catalog |
この比較ペアで参照されるソース表のデフォルト・カタログ。SQL/MPの場合は、SQLカタログのボリュームになります。これは、Oracle (非PDB)、DB2、EnscribeまたはTeradataデータベースには使用されません。Oracle PDBの場合、これはPDB名を保持します。 |
target-catalog |
この比較ペアで参照されるターゲット表のデフォルト・カタログ。SQL/MPの場合は、SQLカタログのボリュームになります。これは、Oracle (非PDB)、DB2、EnscribeまたはTeradataデータベースには使用されません。Oracle PDBの場合、これはPDB名を保持します。 |
exclude |
比較ペアを
|
source-file-pattern |
ソースのデフォルトのファイル・パターン(データ・ソースがEnscribeまたはSQL/MPの場合)。 |
target-file-pattern |
ターゲットのデフォルトのファイル・パターン(データ・ターゲットがEnscribeまたはSQL/MPの場合)。 |
source-pkey |
ユーザー指定の主キーのソース部分として使用する一意の索引の名前。デフォルトは、ユーザー指定以外の索引名です。 |
target-pkey |
ユーザー指定の主キーのターゲット部分として使用する一意の索引の名前。デフォルトは、 |
delta-processing |
この比較ペアに対してデルタ処理が有効かどうかを指定します。オプションは次のとおりです。
|
profile-name |
比較ペアの比較を実行する場合に使用するプロファイルの名前。 |
system-key |
比較ペアに列要素および指定したソース主キーがない場合、Oracle GoldenGate Veridataは、使用する最適な主キーまたは一意索引を選択します。オプションは次のとおりです。 "
|
system-columns |
タイプ属性が
|
wildcard |
使用されるパターンの照合方法を指定します。オプションは次のとおりです。 " source-table=""target-table="" はサポートされますが、source-table="TBL" target-table="" はサポートされません。
"
|
is-auto |
Oracle GoldenGate Veridataで自動パーティション化比較ペアを作成する必要があるかどうかを指定します。
|
no-of-auto-partitions |
Oracle GoldenGate Veridataは、自動パーティション化比較ペアを作成します。作成される比較ペアの数は、no-of-auto-partitions で指定された値に基づきます。
|
use-source-keys |
列マッピングにキーが選択されていない場合、キー列をソース・キー列として定義するか、ターゲット・キー列をキー列として定義します。 |
use-target-keys |
列マッピングにキーが選択されていない場合、ターゲット・キーからソース列に列値を定義します。 |
use-all-columns |
列マッピングにキーが選択されていない場合、「すべての列」からキー列値を定義します。 |
正規表現のグループ化
正規表現のグループ化を使用すると、ターゲット表名の照合に使用するソース表名の部分を取得できます。これを行うには、wildcard
属性をregex
に変更する必要があります。照合されるグループは、$1
、$2
、$3
などとして参照されます。グループ$0
は、ソース表名全体と一致します。
グループの照合の例は、次のとおりです。
-
P(.*)
-P
で始まる表名と一致します。$1
の変数部分を取得します。表PROSPECTS
と一致します。 -
[^PV].*
-P
またはV
で始まらない表名と一致します。表PROSPECTS
ではなく、表REGIONS
と一致します。 -
([P-R])(.*)
-P
、Q
またはR
で始まる表名と一致し、グループ$1
の最初の文字と、グループ$2
の名前の残りを取得します。グループはカッコのペアで定義されます。グループの数は、左カッコの数で定義されます。グループ$1
は、最初の左カッコで開始し、グループ$2
は2番目のカッコで開始します。
取得されたグループ($
n
)は、ターゲット表を選択する式に使用されます。
例
次の例では、key-only
比較ペアについて説明します。そのソース表は"test"
スキーマ、ターゲット表は"other"
スキーマで定義されます。ソース表名がS
で始まり、ターゲット表名がT
で始まる比較ペアを作成します。たとえば、S_TABLE
とT_TABLE
(S_TABLE
はスキーマ"test"の表で、T_TABLE
はスキーマ"other"の表)です。また、生成された比較ペアでは、キー列以外の列がすべて除外されます。
<configuration> <connection name="source" host="somehost" .... use-ssl="true"> <description> <![CDATA[ Group SQL Scripting Source Connection ]]> </description> </connection> ... ... </configuration>
5.9 connection
connection
要素では、Oracle GoldenGate Veridataエージェント経由でのソースまたはターゲット比較データベースへの接続を定義します。
次の要素は、connection
要素内にネストできます。
表5-9 connection要素
要素 | 説明 |
---|---|
description |
接続の説明を指定します。 |
|
接続の接続プロパティを定義します。 |
次の属性では、connection
要素について説明します。
表5-10 connection属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
接続を識別する名前。これは必須属性です。 |
host |
Oracle GoldenGate Veridataエージェントが実行されているシステムの名前。 |
port |
エージェントが実行されているシステムのポート番号。 |
user |
エージェントがデータベースへの接続に使用するユーザー名。 |
password |
エージェントがデータベースへの接続に使用するパスワード。 |
repairUser |
修復操作の実行権限のあるデータベース・ユーザー。エージェント・コンポーネントのデータベース権限を参照してください。 |
repairPassword |
repairUserのパスワード。 |
agent-timeout |
エージェントにリクエストを送信する場合に、タイムアウトまでOracle GoldenGate Veridataが待機する時間。 |
truncate-spaces |
文字列の最後から空白を削除するかどうかを |
fetch-size |
(Oracleのみ)各バッチでフェッチされる行の数。 |
|
Veridataエージェントとサーバー間のSSL通信の使用を定義します。デフォルトは |
use-source-keys |
列マッピングにキーが選択されていない場合、キー列をソース・キー列として定義するか、ターゲット・キー列をキー列として定義します。 |
use-all-columns |
列マッピングにキーが選択されていない場合、「すべての列」からキー列値を定義します。 |
例
次の例では、source
という名前の接続を識別します。
<configuration> <connection name="source" host="somehost" port="7850" user="somename" password="somepw"repairUser="veridata1" repairPassword="veridata1" agent-timeout="4000" truncate-spaces="false" fetch-size="3" use-ssl="true"> <description> <![CDATA[ Group SQL Scripting Source Connection ]]> ... ... </description> </connection> . . </configuration>
5.10 conn-properties
conn-properties
要素では、ソースまたはターゲット比較データベース要素への追加接続を指定します。
次の属性は、conn-properties
要素内にネストできます。
表5-11 conn-properties
要素 | 説明 |
---|---|
|
プロパティが変更されたデータ型を指定します。 |
|
比較に使用されるVeridata比較形式を指定します。 |
|
比較に適用される精度を指定します。 |
|
比較に適用されるスケールを指定します。 |
|
タイムゾーン名はVeridata GUIと同じです。 |
5.11 delta-config
delta-config
要素では、指定された比較ペアのデルタ処理構成を定義します。比較ペアごとに1回使用できます。この要素は、必要な構成のタイプに応じて1回のみ使用されるか、まったく使用されません。ソースまたはターゲット構成が指定されている場合、対応するcolumn-name属性とquery要素は必須です。
次の要素では、delta-config
について説明します。
表5-12 delta-config要素
属性 | 説明 |
---|---|
|
デルタ処理のソース側の構成を指定します。 |
|
デルタ処理のターゲット側の構成を指定します。 |
|
デルタ処理の問合せを指定します。 |
例
この例では、デルタ処理が有効な比較ペアを作成します。ソース側とターゲット側の両方について、デルタ処理がSYSMAPPING1
表のCOL1
で有効化されます。SQL問合せは、"query"タグ内で定義されます。
<configuration validation="required"> . . <group name="testGroup" source-conn="sourceConn" target-conn="targetConn" source-schema="sourceSchema" target-schema="targetSchema"> <compare-pair source-table="SYSMAPPING1" target-table="SYSMAPPING1" name="sameTables" delta-processing="true" > <delta-config> <source-config column-name="COL1"> <query><![CDATA[ SELECT MAX(COL1) from SYSMAPPING1 ]]></query> </source-config> <target-config column-name="COL1"> <query><![CDATA[ SELECT MAX(COL1) from SYSMAPPING1 ]]></query> </target-config> </delta-config> </compare-pair> </group> . . </configuration>
5.12 description
description
要素は、含まれる要素の説明を付加するのに使用可能な自由形式のテキストです。関連付けられた属性はありません。
例
次の例では、source
という名前の接続の説明を指定します。
<configuration> <connection name="source" host="somehost" port="7850" user="somename" password="somepw" <description> <![CDATA[ This connection is used when the Veridata agent connects to the source. ]]> </description> </connection> . . . </configuration>
5.13 enscribe-info
enscribe-info
要素では、NonStop Enscribeレコードをフィールド・レベルで比較するのに使用される追加情報を指定します。
次の要素は、enscribe-info
要素内にネストできます。
表5-13 enscribe-info要素
要素 | 説明 |
---|---|
expandddl |
DDLの適用時に使用されるルールを説明します。 |
次の属性では、enscribe-info
要素について説明します。
表5-14 enscribe-info属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
ソースまたはターゲット表に情報を適用するかどうかを指定します。オプションは次のとおりです。
|
dictionary |
データ・ディクショナリを含むボリュームまたはサブボリューム。 |
record |
データ・ディクショナリのレコードの名前。 |
5.14 enscribe-key
enscribe-key
要素では、Enscribeファイルに使用されるキーを定義します。enscribe-key
要素では、初回比較問合せのwhere句に使用可能なデルタ処理を定義します。
次の属性では、enscribe-key
要素について説明します。
表5-15 enscribe-key属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
キーを識別する名前。これは必須属性です。 |
start-key |
Enscribeファイルの読取りの開始に使用されるキー。これは必須エントリです。 |
end-key |
読取り対象の最後のEnscribeレコードのキー。これは必須エントリです。 |
format |
Enscribeキーの形式を指定します。オプションは次のとおりです。
|
side |
パーティションをソース・データベースまたはターゲット・データベース(あるいは両方)で適用するかどうかを指定します。 |
default |
これがデフォルトのパーティションかどうかを指定します。これはUIの"use at run time"インジケータと同じです。デフォルトは |
例
<enscribe-key name = "Part1" end-key ="1000" format ="hexadecimal" default ="false" side="source"/> <enscribe-key name = "Part1" start-key ="001" format ="hexadecimal" default ="false" side="target"/> <enscribe-key name = "Both" start-key ="001" end-key ="1000" default ="true"/>
5.15 excluded-column
excluded-column
要素では、システムでマップされた列を比較ペアが使用する場合、比較ペアから除外する列のセットを定義します。
次の属性では、excluded-column
要素について説明します。
表5-16 excluded-column属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
ソース列名のセットを定義する正規表現。これは必須属性です。 |
5.16 expandddl
expandddl
要素では、DDLの適用時に使用されるルールを説明します。
次の属性では、expandddl
要素について説明します。
表5-17 expandddl属性
属性 | 説明 |
---|---|
expandGroupArrays |
グループ配列を展開するかどうか。オプションは次のとおりです。
|
redefined-columns |
再定義された列を含めるかどうか。オプションは次のとおりです。
|
resolvedups |
配列が展開された場合の重複を解決する方法を指定します。オプションは次のとおりです。
|
ddl-separator |
列への配列出力を定義する区切り文字。たとえば、FIELDX-3に使用されるダッシュがあります(配列内で3番目に出現する
|
zero-fill-length |
先頭にゼロを追加して、発生回数を調整します。値は、引用符で囲まれた桁数です。"0"がデフォルトです。 |
fix-long-names |
|
max-col-name-length |
列名に許可される最大長。エントリは、引用符内の数です。デフォルトは |
5.17 filter
filter
要素では、包含または除外するスキーマと表のセットを定義します。
包含フィルタを使用する場合、表が比較ペアに含まれるには、1つ以上のフィルタが一致する必要があります。表が包含フィルタに一致すると、包含フィルタのcolfilter
を使用して、生成された比較ペアの列が指定されます。
除外フィルタを使用する場合、表は任意の除外フィルタに一致すると除外されます。包含フィルタには、包含または除外する列のリストが指定されたcolfilter
要素を含めることができます。
NonStopプラットフォームでは、スキーマ・フィルタや表フィルタのかわりに、ファイル・パターン・フィルタが使用されます。ファイル・パターンは、NonStopプラットフォームの任意の有効なファイル名パターンです。
スキーマと表名には、ワイルドカードを使用できます。
次の属性では、filter
要素について説明します。
表5-18 filter属性
属性 | 説明 |
---|---|
type |
スキーマと表を含めるか、除外するかを指定します。有効な値は、 |
|
デフォルトのカタログ名を指定します。 |
exclude-views |
比較ペアの生成中にすべてのビューを除外します。有効な値は、true またはfalse です。デフォルト値はfalse です。
|
|
スキーマ名を指定します。 |
|
表名を指定します。 |
|
(NonStopプラットフォームのみ)ファイル・パターン・フィルタを指定します。 |
例
ソースとターゲットのスキーマにCHAR_TYPES3
表、INT_TYPE1
表およびINT_TYPE2
表がある場合、次のフィルタを使用するとCHAR_TYPES1
表とCHAR_TYPES3
表の比較ペアのみが作成されます。CHAR_TYPES2
表は除外フィルタによって除外され、INT_TYPE1
とINT_TYPE2
は包含フィルタの対象外なので除外されます。
<group .. <filter type="include" table="CHAR_TYPES*" /> <filter type="exclude" table="CHAR_TYPES2" /> <compare-pair source-table="*" target-table="*"> </compare-pair> .. </group>
5.18 group
group
要素では、すべて同じソースおよびターゲット・データベース接続の比較ペアのセットを定義します。これらの比較ペアには、共通するその他のプロパティも含まれます。
次の要素は、group
要素内にネストできます。
表5-19 group要素
要素 | 説明 |
---|---|
description |
グループの説明を指定します。 |
|
グループ・レベルでの表名のフィルタ処理を可能にする、1つ以上のフィルタ指定。 |
sql-partition |
表内の行のサブセットの1つ以上の仕様。 |
enscribe-key |
Enscribeファイル内のレコードのサブセットの1つ以上の仕様。 |
compare-pair |
1つ以上の比較ペアを定義します。 |
次の属性では、group
要素について説明します。
表5-20 group属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
グループを識別する名前。この値は必須です。 |
source-conn |
ソース・データベースへの接続の名前。これは、GoldenGate Veridataリポジトリの既存の接続、またはこの構成で前に定義した接続を参照できます。この属性は、リポジトリの既存の接続を参照する場合に必要です。 |
target-conn |
ターゲット・データベースへの接続の名前。これは、GoldenGate Veridataリポジトリの既存の接続、またはこの構成で前に定義した接続を参照できます。この属性は、リポジトリの既存の接続を参照する場合に必要です。 |
source-schema |
グループを構成する比較ペアで参照されるソース表のデフォルトのスキーマの名前。 |
target-schema |
グループを構成する比較ペアで参照されるターゲット表のデフォルトのスキーマの名前。 |
|
このグループで参照されるソース表のデフォルトのカタログ。 |
|
このグループで参照されるターゲット表のデフォルトのカタログ。 |
|
構成に使用される検証のタイプを指定します。オプションは次のとおりです。 " " "
|
|
ソースのデフォルトのファイル・パターン(データ・ソースがEnscribeまたはSQL/MPの場合)。 |
|
ターゲットのデフォルトのファイル・パターン(データ・ターゲットがEnscribeまたはSQL/MPの場合)。 |
例
<group name="weekly-tables" source-conn="source" target-conn"="target"> <description> . . . </description> <sql-partition> . . </sql-partition> <compare-pair> . . . </compare-pair> </group>
5.19 job
job
要素では、Oracle GoldenGate Veridata比較ジョブを定義します。
次の要素は、job
要素内にネストできます。
Table 5-21 job Elements
要素 | 説明 |
---|---|
description |
ジョブの説明を指定します。 |
group |
ジョブに関連付けられているグループの名前。新しいグループまたは定義済のグループになります。 |
次の属性では、job
要素について説明します。
表5-22 job属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
ジョブを識別する名前。これは必須の属性です。 |
source-conn |
ソース・データベースへの接続の名前。これは、GoldenGate Veridataリポジトリの既存の接続、またはこの構成で前に定義した接続を参照できます。この属性は、リポジトリの既存の接続を参照する場合に必要です。 ジョブ |
target-conn |
ターゲット・データベースへの接続の名前。これは、GoldenGate Veridataリポジトリの既存の接続、またはこの構成で前に定義した接続を参照できます。この属性は、ジョブに含まれるグループに指定したターゲット接続の上書きに使用されます。 |
profile |
ジョブを実行する場合に使用するデフォルト・プロファイル。 |
例
<job name="all-groups" profile="server-sort"> <group name="all-tables"/> <group name="selected-tables"/> </job>
5.20 profile
profile
要素では、比較ジョブの接続の接続プロパティを定義します。
次の要素は、profile
要素内にネストできます。
表5-23 profile要素
要素 | 説明 |
---|---|
description |
プロファイルの説明を指定します。 |
profile-general |
出力オプションを制御するプロファイル・パラメータを定義します。 |
|
ソート方法とメモリー管理を制御するプロファイル・パラメータを定義します。データがソートされてキー(またはキー指定)が照合されるため、正しいソースおよびターゲット行が比較されます。 |
|
初回比較ステップを実行するジョブのパラメータを制御するプロファイル・パラメータを定義します |
|
確認ステップを実行するジョブのパラメータを制御するプロファイル・パラメータを指定します |
|
修復ジョブのパラメータを制御するプロファイル・パラメータを指定します。 |
次の属性では、profile
要素について説明します。
表5-24 profile属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
プロファイルを識別する名前。これは必須属性です。 |
例
この例では、"userDefinedProfile"という名前のプロファイルを作成します。"oos-format"や"sort-method"などのパラメータ名は表を参照してください(表へのリンクは別のピンにあります)
<configuration validation="required"> . . <profile name="userDefinedProfile"> <profile-general> <param name="oos-format" value="xml" /> <param name="oos-xml-chunk-size" value="1000" /> </profile-general> <sorting-method> <param name="sort-method" value="server" /> </sorting-method> </profile> . . </configuration>
5.21 key-column
key-column
要素では、比較ジョブ用のユーザー定義キーとして使用される列のセットを定義します。
次の属性では、key-column
要素について説明します。
表5-25 profile属性
属性 | 説明 |
---|---|
source-name |
ソース列名のセットを定義する正規表現。この値は必須です。 |
target-name |
ターゲット列名のセットを定義する正規表現。 |
format |
通常使用される比較形式を上書きする形式を指定します。 |
scale |
比較のデフォルトのスケールを上書きするスケールを指定します。 |
precision |
比較に使用されるデフォルトの精度を上書きする精度を指定します。 |
timezone |
比較のデフォルトのタイムゾーンを上書きするタイムゾーンを指定します。 |
5.22 profile-general
profile-general
要素では、出力オプションを制御するパラメータを指定します。
データがソートされてキー(またはキー指定)が照合されるため、正しいソースおよびターゲット行が比較されます。
次の要素は、profile-general
要素内にネストできます。
表5-26 profile-general要素
要素 | 説明 |
---|---|
param |
プロファイルで変更するパラメータを定義します。 |
5.23 sorting-method
sorting-method
要素では、ソート方法とメモリー管理用のパラメータを指定します。データがソートされてキー(またはキー指定)が照合されるため、正しいソースおよびターゲット行が比較されます。
次の要素は、sorting-method
要素内にネストできます。
表5-27 sorting-method要素
要素 | 説明 |
---|---|
param |
プロファイルで変更するパラメータを定義します。 |
5.24 initial-compare
initial-compare
要素では、初回比較ステップを実行するプロセスのパラメータを指定します。
次の要素は、initial-compare
要素内にネストできます。
表5-28 initial-compare要素
要素 | 説明 |
---|---|
param |
プロファイルで変更するパラメータを定義します。 |
5.25 confirm-out-of-sync
confirm-out-of-sync
要素では、確認ステップを実行するプロセスのパラメータを指定します。
次の要素は、confirm-out-of-sync
要素内にネストできます。
表5-29 confirm-out-of-sync要素
要素 | 説明 |
---|---|
param |
プロファイルで変更するパラメータを定義します。 |
5.26 param
param
要素では、プロファイル・オプションの構成に使用されるパラメータを定義します。
次の属性では、repair
要素について説明します。
表5-30 param属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
パラメータ名。これは必須属性です。 |
|
パラメータの値 |
5.27 repair
repair
要素では、修復プロセスのパラメータを指定します。
次の要素は、repair
要素内にネストできます。
表5-31 repair要素
要素 | 説明 |
---|---|
param |
プロファイル・オプションの構成に使用されるパラメータを定義します。 |
5.28 sql-partition
sql-partition
要素では、初回比較問合せのwhere
句に使用可能なブールSQL式を定義します。
次の属性では、sql-partition
要素について説明します。
表5-32 sql-partition属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
パーティションを識別する名前。これは必須属性です。 |
side |
パーティションをソース・データベースまたはターゲット・データベース(あるいは両方)で適用するかどうかを指定します。デフォルト値は |
default |
これがデフォルトのパーティションかどうかを指定します。これはUIの"use at run time"インジケータと同じです。デフォルトは |
type |
手動行パーティションと自動行パーティションを区別します。type がsql に設定された場合は手動パーティションが定義され、type がauto に設定された場合は自動行パーティションが定義されます。この属性は、Oracle GoldenGate Veridataエクスポート・ツールを使用した比較ペアのエクスポート時に表示されます。
|
例
<sql-partition name="replicate" default="true" side="source" type="sql"> <![CDATA[ replicated='false']]> </sql-partition> <sql-partition name="replicate" default="true" side="source" type="sql"> <![CDATA[ replicated='true']]> </sql-partition> <sql-partition name="AutoPartition0" default="true" side="source" type="auto> <![CDATA[2,0]]> </sql-partition>
5.29 表パーティション
table-partition
要素は、Oracle GoldenGateエクスポート・ツールおよびインポート・ツールでパーティション名の詳細を指定する際に役立ちます。
詳細は、手動および自動行パーティション化のためのデータベース表パーティションのマッピングを参照してください。既存のデータベース表パーティションを使用して比較ペアを作成するには、インポート・ツールおよびエクスポート・ツールの実行時にXMLに次の行を含めます。
<configuration operation="create" validation="required">
<group name="oracle_oracle_grp" source-conn="oracle_src" target-conn="oracle_tgt">
<compare-pair name="SALES_SRC_Q1_2006=SALES_GT_SALES_Q1_2006_AutoPartition0"
source-table="SALES_SRC" target-table="SALES_TGT" source-schema="SYSTEM" target-schema="SYSTEM"
use-source-keys="true" use-target-keys="true" use-all-columns="true">
<table-partition name = "SALES_Q1_2006" default="true" side="target"/>
<table-partition name = "SALES_Q1_2006" default="true" side="target"/>
</compare-pair>
</group>
</configuration>