A Oracle GoldenGate Veridata Cエージェントのインストール
この章の内容は次のとおりです。
A.1 インストールの概要
次の手順は、CベースのOracle GoldenGate Veridataエージェント・ソフトウェアの新規でクリーンなコピーをインストールするためのものです。既存のインストールをアップグレードするには、『Oracle GoldenGate Veridataのアップグレード』を参照してください。
Oracle GoldenGate Veridata Cエージェントは、比較データが含まれるデータベースをホストするシステムと同じシステム上にインストールされます。比較対象のデータを含むデータベース・インスタンスごとに1つのOracle GoldenGate Veridata Cエージェントをインストールします。
A.2 NonStopシステム上でのCエージェントのインストール
NonStop SQL/MPシステムへのエージェントのインストール・ステップ:
-
Oracle GoldenGate Veridataエージェント・ファイルのインストール。
-
表パーティションが含まれる場合は、
VSNSERV
のリモート・ノードへのコピー。 -
次の指定を含む
GLOBALS
パラメータ・ファイルの作成。-
VSNSERV
プロセスがあるリモート・ノードの場所。 -
一意のManager名 (システム上にほかのManagerプロセスがある場合)
-
-
Managerプロセスの構成
-
(オプション)指定した増分後にレポート・ファイルをロールオーバーする次のパラメータを追加します
VERIDATAREPORTAGE <nnn> [時間単位]
時間単位は次のいずれかです。
DAY、HOUR、MINUTEまたはSECOND
たとえば:
VERIDATAREPORTAGE 1 DAY
A.2.2 リモート・ノードへのVSNSERVのコピー
リモート・ノードに表のパーティションがある場合は、VSNSERV
モジュールのコピーを各ノード上に配置する必要があります。
すべてのリモート・ノードのハードウェア・タイプが同じ場合は、Oracle GoldenGate VeridataエージェントのサブボリュームにあるVSNSERV
のコピーを使用できます。それ以外の場合は、そのハードウェア・タイプの正しいエージェント・ビルドのダウンロードが必要になる場合があります。これには正しいVSNSERV
が含まれます。
各ノードにVSNSERV
を配置するには、次のいずれかを行います。
-
エージェント自体を実行しない場合でも、Oracle GoldenGate Veridataエージェント・パッケージ全体を各リモート・ノードにインストールします。
-
VSNSERV
オブジェクトを各リモート・ノードにコピーします。このオプションを使用する場合は、次のステップに従います。
リモート・ノードへのVSNSERVのコピーするには:
- 適切な
VSNSERV
プログラムを各リモート・ノードにコピーします。 - スーパー・ユーザーとして各リモート・ノードにログオンします。
- 各リモート・ノード上で、次のコマンドを発行します。
FUP GIVE vsnserv, SUPER.SUPER FUP secure vsnserv, "NNNN", PROGID FUP license <volume>.<subvolume>.VSNSERV
-
最初のコマンドは、
VSNSERV
所有者をSUPER.SUPER
として設定します。 -
2番目のコマンドは、セキュリティと
PROGID
をSUPER.SUPER
として実行するように設定します。
-
- Oracle GoldenGate Veridataエージェントのインストール場所にある
GLOBALS
ファイルにノードのHOST
パラメータを追加して、各リモート・ノード上のVSNSERV
の場所を指定します。「GLOBALSファイルの作成」を参照してください。
親トピック: NonStopシステム上でのCエージェントのインストール
A.2.3 GLOBALSファイルの作成
次の場合、GLOBALS
ファイルをOracle GoldenGate Veridataエージェント・ディレクトリに作成する必要があります。
GLOBALSファイルを作成するには:
親トピック: NonStopシステム上でのCエージェントのインストール