MessageType

このインスタンス・プロパティは、このキューに関連付けられたキュー表のタイプを指定します。

宣言

// C#
public OracleAQMessageType MessageType {get; set;}

プロパティ値

OracleAQMessageTypeの列挙値。

例外

ArgumentOutOfRangeException - 指定したタイプ値が無効です。

ObjectDisposedException - オブジェクトはすでに処理されています。

備考

MessageTypeプロパティは、キューに対してエンキューまたはデキューされるメッセージ・ペイロードのタイプも決定します。MessageTypeに応じて様々なペイロードをエンキューできます。ODP.NETでは、RAW、ユーザー定義タイプおよびXMLデータ型のペイロードがサポートされています。Java Message Serviceデータ型などの他のデータ型はサポートされていません。

表13-27に、様々なメッセージ・タイプで使用できるペイロード・タイプを示します。

表13-27 メッセージのタイプとペイロード

OracleAQQueue.MessageType エンキュー可能なOracleAQMessage.Payloadタイプ

OracleAQMessageType.Raw

OracleBinarybyte[]

OracleAQMessageType.Xml

OracleXmlTypeXmlReaderString(整形式のXML。整形式でない場合は例外が発生)

OracleAQMessageType.UDT

UDTカスタム・オブジェクト

表13-28に、デキューされたメッセージのペイロード・タイプを示します。

表13-28 デキューされたメッセージのペイロード・タイプ

OracleAQQueue.MessageType DequeueOptions.ProviderSpecificType デキューされたメッセージのOracleAQMessage.Payload

OracleAQMessageType.Xml

true

OracleXmlType

OracleAQMessageType.Xml

false

XmlReader

OracleAQMessageType.Raw

true

OracleBinary

OracleAQMessageType.Raw

false

Byte[]

OracleAQMessageType.UDT

該当なし

UDTカスタム・オブジェクト