OracleXmlCommandTypeの列挙

OracleXmlCommandTypeの列挙は、OracleCommandクラスのXmlCommandTypeプロパティに許可されている値を指定します。この列挙は、XML操作のタイプを指定する際に使用されます。

表8-1では、すべてのOracleXmlCommandTypeの列挙値と、それぞれの列挙値の説明をリストします。

表8-1 OracleXmlCommandTypeメンバー

メンバー名	説明
`None`	XML操作は不要です。
`Query`	コマンド・テキストはSQL問合せで、問合せの結果はXML文書です。SQL問合せはSELECT文にする必要があります。
`Insert`	コマンド・テキストは、挿入する行が含まれるXML文書です。
`Update`	コマンド・テキストは、更新する行が含まれるXML文書です。
`Delete`	コマンド・テキストは、削除する行が含まれるXML文書です。

要件

プロバイダ	ODP.NET管理対象外ドライバ	ODP.NET管理対象ドライバ	ODP.NET Core
アセンブリ	`Oracle.DataAccess.dll`	`Oracle.ManagedDataAccess.dll`	`Oracle.ManagedDataAccess.dll`
ネームスペース	`Oracle.DataAccess.Client`	`Oracle.ManagedDataAccess.Client`	`Oracle.ManagedDataAccess.Client`
.NET Framework	3.5, 4.5, 4.6, 4.7, 4.8	4.5, 4.6, 4.7, 4.8	4.6.1以降
.NET Core	-	-	2.1以降