C Oracle GoldenGate Studioのアクセシビリティ情報

Oracle GoldenGate Studioには、アクセシビリティをサポートするように設計された幅広い機能が用意されています。オラクル社では、障害を持つユーザーがOracle製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを利用できるようになることを目指しています。

C.1 アクセシビリティをサポートするOracle GoldenGate Studioの機能

Oracle GoldenGate Studioには、アクセシビリティをサポートするように設計された幅広い機能が用意されています。オラクル社では、障害を持つユーザーがOracle製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを利用できるようになることを目指しています。

アクセシビリティをサポートするOracle GoldenGate Studioの機能

Oracle Accessibility ProgramのWebページには、Oracle GoldenGate Studioのアクセシビリティ機能の構成および使用方法に関する情報が記載されています。

Oracle GoldenGate Studioは、アクセシビリティ機能をサポートしています。Oracle製品のアクセシビリティに関する追加情報(構成方法および使用方法を含む)は、「Oracleのアクセシビリティ・プログラム」ページ(Oracleのアクセシビリティ・プログラム)を参照してください。

Oracleの目的は、我々の製品を使用する障害のあるエンド・ユーザーが他のユーザーと同じタスクを実行でき、同じ機能にアクセスできるようにすることです。Oracle GoldenGate Studioには、アクセシビリティの目標をサポートするように設計された多数の機能が用意されています。

C.1.1 キーボード・アクセス

Oracle GoldenGate Studioでは、複数のメニューおよびツール機能へのキーボード・アクセスがサポートされており、ユーザーはこれを使用して、ウィンドウ間をナビゲートしたり、ウィンドウを操作したり、リソースを起動できます。

Oracle GoldenGate Studioの機能は、Oracle GoldenGate Studioの機能へのキーボード・アクセスをサポートしています。そのサマリーを次に示します。キーボード・アクセスの概要は、後述します。Oracle GoldenGate Studio内部でのキーの割当て方法、およびコマンドに設定されているアクセラレータ・キーのサマリーは、キーボード・ナビゲーションのトピックを参照してください。

キーボード・アクセスによって、メニューおよびツールバーでは次の機能を使用できます。

  • ユーザーはどのメニュー項目にも移動し、それを起動することができます。
  • すべてのツールバー機能は、メニュー項目からもアクセスできます。
  • すべてのメニューおよびメニュー項目には、一意で機能的なニーモニック・キーが用意されています。
  • ウィンドウおよびソース・エディタ内のすべてのコンテキスト・メニューを起動することができます。
  • 使用頻度の高いメニュー項目には、一意のアクセラレータ・キーが用意されています。
Oracle GoldenGate Studioのダイアログおよびウィザードでは、次の機能を使用できます。
  • すべてのウィザードおよびダイアログで、任意のコントロールへ移動し、コントロールを起動できます。
  • [Tab]キーによるフォーカス移動の順序は、論理的で一貫しています。
  • コントロールには、必要に応じてニーモニック・キーが用意されています。

C.1.2 スクリーン・リーダーによる読上げ

Oracle GoldenGate Studioのスクリーン・リーダーでは、メニューおよびメニュー項目、ツールバー項目、ヒント・テキスト、開いているウィンドウとコンポーネント、ステータス・テキスト、ウィザード内のコントロール、ダイアログおよびランタイム・アプリケーションが読み上げられます。

スクリーン・リーダーで使用される場合のOracle GoldenGate Studioでの画面の読上げの概要を次に示します。

メニューおよびツールバーで使用した場合:

  • すべてのメニューおよびメニュー項目を読み上げます。
  • ウィンドウのツールバー項目を含む、すべてのツールバー項目を読み上げます。
  • すべてのツールバー項目のヒント・テキストを読み上げます。

ダイアログおよびウィンドウで使用した場合:

  • すべてのウィザードおよびダイアログ内の、すべてのコントロールを読み上げます。
  • ヒント・テキストを読み上げます。

ランタイム・アプリケーションで使用した場合:

  • すべてのランタイム・アプリケーション内の、すべてのコントロールを読み上げます。

C.1.3 フォントおよび色の選択の柔軟性

視覚に障害があるユーザー向けに、Oracle GoldenGate Studioには、ユーザー・インタフェースのフォントの色、フォント・サイズおよび背景色のオプションが用意されています。

Oracle GoldenGate Studioのユーザー・インタフェースでは、色およびフォントの選択を柔軟にすることによって、視覚障害を持つユーザーのための操作性を向上しています。フォントおよび色については、次のような機能があります。

  • エディタの表示に使用されるフォントの種類およびサイズを指定できます。
  • 製品のすべての機能は、白または灰色の背景色と、黒のテキスト色を使用しています。
  • 色付きの文字、下線表示または画像のみに依存して情報を提示することはありません。

C.1.4 カーソルの点滅やアニメーションへの非依存

点滅するカーソルおよびアニメーションの使用への依存を限定することによって、Oracle GoldenGate Studioはより高度な機能のアクセシビリティを実現します。

Oracle GoldenGate Studioは、点滅するカーソルとアニメーションの使用を最小限にしています。Oracle GoldenGate Studioの機能では、ソース・エディタのカーソルを除いて、点滅するインジケータは使用されません。すべての機能で、アニメーション表示は使用していません。

C.1.5 スクリーンの拡大機能

Oracle GoldenGate Studioのユーザー・インタフェースは、スクリーンの拡大機能を使用しても正常に動作します。製品のすべての機能で、スクリーンの拡大機能が使用可能です。

C.2 Oracle GoldenGate Studioの高度なビジュアル機能

Oracle GoldenGate Studioは、いくつかの非常に視覚的な機能をサポートしています。視覚に障害のあるユーザーは、UI、ビジュアル・エディタおよび「コンポーネント」ウィンドウに、Oracle GoldenGate Studioの同等の機能を使用してアクセスできます。

Oracle GoldenGate Studioには、視覚障害を持つユーザーのための機能と同等の、高度なビジュアル機能が用意されています。

  • UIおよびビジュアル・エディタ。ソース・エディタに、同等の機能があります。ソース・エディタでは、ページやUI要素を完全に設計できます。
  • 「コンポーネント」ウィンドウ。ソース・エディタに同等の機能があります。「コンポーネント」ウィンドウで選択可能な要素やタグを、ソース・エディタにも入力できます。

キーストロークを使用して、「コンポーネント」ウィンドウからコンポーネントをUIまたはビジュアル・エディタに追加できます。

Oracle GoldenGate Studioには、モデリング機能も含まれています。キーストロークのみを使用してダイアグラムでエレメントを作成、編集および移動できます。