1.1.2.10 リリース19.1.0.0.1 - 既知の問題

この項では、Oracle Stream Analyticsリリース19.1.0.0.1の既知の問題および回避策を示します。

1.1.2.10.1 DBターゲットの編集で、表内の更新/追加された列の検出に失敗する

バグ番号: 30540965

問題

事前定義済の表とともにデータベース・ターゲットを追加してから手動で表を編集した場合、編集した表はターゲットに反映されません。これは既知の問題です。

回避策

OSAパイプラインのターゲットとして使用される表を変更した場合、変更を反映するには、パイプラインの既存のターゲットを削除し、データベース・ターゲットを再作成する必要があります。

1.1.2.10.2 基礎となる表にBLOB列がある場合にDBターゲット・ステージの追加が失敗する

バグ番号: 30542368

影響を受けるプラットフォーム: すべて

「BLOB」または「間隔」データ型の列がある表にマップされたデータベース・ターゲットを追加する場合、ターゲットでは2つのデータ型の列が識別されません。これは既知の問題です。

回避策

この問題への対処方法はありません。BLOB列型および間隔列型のない表のみをOSAパイプラインのターゲットとして使用する必要があります。

1.1.2.10.3 ターゲットにアクセスできない場合でも、パイプラインがレコードの処理を続行する

問題

バグ番号: 30531844

データベース・ターゲットを持つパイプラインは公開され、データベース・ターゲットが利用できない場合でもレコードの処理を続行します。これは既知の問題です。

回避策

なし

1.1.2.10.4 UIではNot Null制約のあるDB表列に対するマッピングが許可されない

バグ番号: 30542553

問題

データベース・ターゲットの追加中、UIではターゲットDB表の'not null'制約を持つ任意のフィールドにマップできます。しかし、「マッピングなし」フィールドにマップされている「Null値不可」列があるパイプラインを公開しようとすると、エラー・コードOSA-01213の例外が発生します。

これは既知の問題です。

回避策

なし。

1.1.2.10.5 新しいターゲットへの切替え後にDBターゲット・プロパティ・マッピングを変更できない

問題

バグ番号: 30566018

ターゲットを新しく作成したものに変更した後で、ターゲット・プロパティ・マッピングを変更することはできません。

回避策

ターゲット・ステージを削除し、新しいターゲットを指す新規ターゲット・ステージを作成します。

1.1.2.10.6 ライブ・データで表示されるタイムスタンプが入力データと異なる

バグ番号: 30579122

問題:

ライブ・データ・ストリームでは、精度が3桁を超えるタイムスタンプを正しく解析できません。

回避策

次のサポートされている形式のリストにあるタイムスタンプ形式を使用します:

11/21/2005 11:14:23.111 "MM/dd/yyyy HH:mm:ss.SSS"

11/21/2005 11:14:23.11 "MM/dd/yyyy HH:mm:ss.SS"

11/21/2005 11:14:23.1 "MM/dd/yyyy HH:mm:ss.S"

11/21/2005 11:14:23 "MM/dd/yyyy HH:mm:ss"

11/21/2005 11:14 "MM/dd/yyyy HH:mm"

11/21/2005 11:14 "MM/dd/yyyy HH"

11/21/2005 "MM/dd/yyyy"

11-21-2005 11:14:23.111 "MM-dd-yyyy HH:mm:ss.SSS"

11-21-2005 11:14:23.11 "MM-dd-yyyy HH:mm:ss.SS"

11-21-2005 11:14:23.1 "MM-dd-yyyy HH:mm:ss.S"

11-21-2005 11:14:23 "MM-dd-yyyy HH:mm:ss"

11-21-2005 11:14 "MM-dd-yyyy HH:mm"

11-21-2005 11 "MM-dd-yyyy HH"

11-21-2005 "MM-dd-yyyy"

15-DEC-01 11.14.14.111 AM"dd-MMM-yy hh.mm.ss.SSS"

15-DEC-01 11.14.14.11 "dd-MMM-yy hh.mm.ss.SS"

15-DEC-01 11.14.14.1 "dd-MMM-yy hh.mm.ss.S"

15-DEC-01 11.14.14 "dd-MMM-yy hh.mm.ss"

15-DEC-01 11.14 "dd-MMM-yy hh.mm"

15-DEC-01 11 "dd-MMM-yy hh"

15-DEC-01 "dd-MMM-yy"

15/DEC/01 "dd/MMM/yy"

2013-10-5 15:16:0.756 "yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS"

2013-10-5 15.16.0.756 "yyyy-MM-dd HH.mm.ss.SSS"

2013-10-5 15:16:0 "yyyy-MM-dd HH:mm:ss"

2013-10-5 15.16.0 "yyyy-MM-dd HH.mm.ss"

2013-10-5 15:16 "yyyy-MM-dd HH:mm"

2013-10-5 15.16 "yyyy-MM-dd HH.mm"

2013-10-5 15 "yyyy-MM-dd HH"

2012-11-10 "yyyy-MM-dd"

11:14:14 "HH:mm:ss"

"yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss'.'SSS"

"yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss"

1.1.2.10.7 ログ・レベル設定がオープンJDKで機能しない

バグ番号: 30611896

問題

回避策

Oracle JDKのかわりにOpen JDKを使用する場合、パイプラインの公開時にログ・レベルを設定することはできません。ログ・レベル設定はデフォルトでINFOになります。

なし