1.1.1.10 リリース19.1.0.0.1 - 2019年11月

この項では、OSA 19.1.0.0.1バンドル・パッチ・リリースに追加された新機能を示します。

1.1.1.10.1 カスタム・タイル・レイヤー

Oracle Stream Analyticsでは、レストランや空港などの限られたスペースの詳細で高度なズーム・ビューが必要になる特定のケースで、タイル・レイヤーのズーム・レベルをカスタマイズできるようになりました。タイル・レイヤーをカスタマイズするためにグローバル・パラメータを変更すると、マップはカスタム・タイル・レイヤーを使用するように更新されます。これらのカスタマイズは、すべてのジオフェンスに適用されます。

1.1.1.10.2 ターゲットとしてのデータベース

Oracleデータベースをパイプラインのターゲットとして使用できるようになりました。

1.1.1.10.3 Jettyのプロパティ

新しいjetty.propertiesファイルは、OSA-19.1.0.0.0/osa-base/etc/jetty.propertiesにあります。このファイルでは、特定のセキュリティ・プロパティを変更できます:
  • jetty.session.timeout

    OSA Webセッションのタイムアウトを設定できます。

  • host.headers.whitelist

    x-forwarded-hostヘッダー値を、このプロパティで定義した値に制限できます。

  • xforwarded.host.headers.whitelist

    x-forwarded-hostヘッダー値を、このプロパティで定義した値に制限できます。

  • response.headers.list

    各リクエストのレスポンスとともに送信される、レスポンス・ヘッダーのカンマ区切りリスト。

1.1.1.10.4 Spark認証

Sparkスタンドアロン・サーバーのマスター・コンソールに対してユーザー認証が有効になりました。Sparkマスター・コンソールにアクセスすると、ユーザー名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。コンソール・ページは、ログイン資格証明が正しい場合にのみロードされます。ユーザー名とパスワードは、OSAの「システム・プリファレンス」メニューから変更できます。デフォルトでは、ユーザー名およびパスワードのフィールドは空白のままです。

1.1.1.10.5 アプリケーション・モニタリング

公開済アプリケーションのステータスがカタログ・ページに表示されるようになりました。UI上のカタログ・ページをリフレッシュして、公開されたアプリケーションの現在のステータスを表示します。ステータスは、「停止済」または「実行中」として表示されます。

1.1.1.10.6 公開されたパイプラインのログ・レベル

パイプラインを公開するときに、UIからログ・レベルを設定できるようになりました。