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Oracle Bug#33172932: パイプラインが複数のエグゼキュータにデプロイされるとタプルがなくなる

パイプラインが複数のエグゼキュータにデプロイされるとタプルがなくなる問題は修正されました。

Oracle Bug#33193157: Kafkaターゲットで、ブートストラップ・サーバーを使用して構成されたKafka接続が使用されると、Druidキューブの作成が失敗する

KafkaターゲットでブートストラップKafka接続が使用されると、Druidキューブの作成が失敗する問題は修正されました。

Oracle Bug#32964239: ソフト例外と実行時例外でパイプラインの終了に違いがある

問題

入力データに互換性がない場合、パイプラインが終了します

修正

要件に基づいて、パイプラインを終了することも、エラーのあるデータを削除して続行することも可能です。OSA_SYSTEM_PROPERTY表のosa.continueon.data.exceptionフラグを更新します。
  • フラグがtrueに設定されている場合、パイプラインは実行を続行し、問題のあるイベントは削除されます。
  • フラグがfalseに設定されている場合、パイプラインは終了します。
  • デフォルトでは、この値はtrueに設定されています。

Oracle Bug#32964187: 例外が発生した場合にパイプラインの続行または終了が可能な構成パラメータの問題

問題

入力データに互換性がない場合、パイプラインが終了します

修正

要件に基づいて、パイプラインを終了することも、エラーのあるデータを削除して続行することも可能です。OSA_SYSTEM_PROPERTY表のosa.continueon.data.exceptionフラグを更新します。
  • フラグがtrueに設定されている場合、パイプラインは実行を続行し、問題のあるイベントは削除されます。
  • フラグがfalseに設定されている場合、パイプラインは終了します。
  • デフォルトでは、この値はtrueに設定されています。

Oracle Bug#32990445: Igniteサーバーが間違った数のワーカー・ノードを計算している。

Igniteサーバーが間違った数のワーカー・ノードを計算している問題は修正されました。

Oracle Bug#33208855: 入力データの例外が原因で停止されたオフセットを含むパイプラインを再パブリッシュできない

オフセットの先頭のデータにエラーがあるパイプラインの再パブリッシュに関連する問題は修正されました。

Oracle Bug#33236693: システム・プロパティSPARK.STREAMING.EXCEPTION.ISTERMINATEがFALSEに設定される問題

OSA_SYSTEM_PROPERTY表のspark.streaming.exception.isTerminateをFALSEに設定しても、例外が発生した場合にパイプラインの実行が継続されない問題は修正されました。

Oracle Bug#33272967: バッチのイベントに問題があるとバッチ全体が削除される

問題

spark.streaming.exception.isTerminateがfalseに設定されていても、Oracle DB表に挿入できないレコードがあると、バッチ全体がスキップされます。

修正

OSA_SYSTEM_PROPERTY表でosa.jdbc.switchtononbatch.insertをtrueに更新すると、挿入に失敗したエラーのあるデータのみをスキップできます。