1.1.4.5 リリース19.1.0.0.6_MLR32849357 - 2021年6月
Oracle Bug#32845653: JSON出力でのTOJSONパターンの拡張
フィールド・マッピング用のJSONパスの推測に使用されるサンプルJSONファイルをアップロードするようにToJsonパターンが拡張されました。
Oracle Bug#32647810: CQLENGINEでの文字列長の拡張
文字列型の属性に対する1024文字のCQLEngine制限が修正されました。4096文字を許可するように属性の長さを増やしました。
Oracle Bug#32820171: TOJSONパターンでのバッチ処理の有効化の選択時にNULL値が表示される
ToJsonパターンをイベント・ストリームに追加した後に「バッチの有効化」オプションをクリックすると、ライブ出力表に新しいイベント値がnullと表示される問題が修正されました。
Oracle Bug#32845715: デリミタ付き列ヘッダーを無視して文字のエスケープを無効化するように修正
GGBDハンドラを使用してデリミタ付きテキストを記述する際に、列ヘッダーを無視するオプションを有効にしました。この修正により、JSON文字列をデリミタ付きテキストとして記述する際の文字のエスケープも無効になります。
Oracle Bug#32846444: JDBCシンク問合せタイムアウトの構成可能化
JDBCシンク問合せタイムアウトをosa_system_property
表の構成可能なパラメータとして設定します。osa_system_property
表に挿入する必要があるプロパティは、mkey=com.oracle.cep.adapters.jdbc.JdbcSink.QueryTimeout
です。
Oracle Bug#32850867: OSAインストーラがORACLE DBメタデータ・ストアで失敗する
Oracleメタデータ・ストアの構成中にパスワードに'@'などの特殊文字が含まれると、メタデータ・ストア・ユーザーの作成が失敗する問題が修正されました。メタデータ・ストアのパスワードは、jetty-osa-datasource.xml
ファイルで構成されているパスワードです。
Oracle Bug#32870972: FIELD_PATHとFIELD_NAMEが異なる場合にKAFKAターゲットへの書込みが失敗する
field_path
とfield_name
が異なる場合のKafkaターゲットへの書込みの失敗の問題が修正されました。
Oracle Bug#32872055: OSA内部トピックへのオフセットのコミット時のNULLPOINTEREXCEPTIONとNOSUCHELEMENTEXCEPTION
OSA内部トピックへのオフセットのコミット中に発生するNullPointerExceptionおよびNoSuchElementExceptionの問題を修正しました。
Oracle Bug#32853397: STREAM ANALYTICSでパイプラインの開始に失敗する。: 未検出の例外。: 1024
パイプラインの構成時の「パイプラインの開始に失敗しました。: 未検出の例外。: 1024」
エラーが修正されました。
Oracle Bug#32894915: KAFKA GROUPAUTHORIZATIONEXCEPTION: グループへのアクセスが認可されない
エラー「GroupAuthorizationException: Not authorized to access group」
でグループの問題にアクセスするためのユーザー認可の問題が修正されました。
Oracle Bug#32887340: データベース・ターゲット・タイプで列の削除が可能になる
データベース・ターゲット・タイプで列を削除できるようにUIを修正しました。実行時に、挿入文は形状内の列のみを指定します。
Oracle Bug#32754024: デバイスに領域がない - SPARK作業ディレクトリの変更
この修正は、Spark作業ディレクトリの変更後に正しいパイプライン・ステータスが反映されるようにするためです。
Spark作業ディレクトリを変更するには:
- Sparkサービスを停止します:
sudo systemctl stop spark-slave.service
sudo systemctl stop spark-master.service
- u02の下に作業ディレクトリを作成します:
/u02
に移動しますsudo mkdir spark
を実行します。ここで、spark
は作業フォルダ名です。任意の名前でフォルダを作成できます。chmod 777 spark
を実行して、権限を変更します。
spark-env.sh
を編集しますSPARK_HOME/conf
に移動し、spark-env.sh
を編集します/u02
の下に新しく作成されたフォルダを指すように、spark-env.sh
ファイルの末尾にSPARK_WORKER_DIR=/u02/spark
を追加します
- Sparkサービスを開始します:
- sudo systemctl start spark-master.service
- sudo systemctl start spark-slave.service
パイプラインを再度パブリッシュすると、
/u02/spark
の下にアプリケーションおよびドライバのデータ(ファイルおよびログ)が表示されます。
Oracle Bug#32873823: OSAインストーラがADWメタデータ・ストアでエラー・コードORA-64308を表示して失敗する
SQLスクリプトseedSchema-19.1.0.0.6.sql
の実行中に、OSAのインストールがADWメタデータ構成で失敗し、エラーORA-64308: 「Hybrid Columnar圧縮表には、LONGデータ型の列を使用できません」
が発生する問題を修正しました。