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Oracle Bug#32845653: JSON出力でのTOJSONパターンの拡張

フィールド・マッピング用のJSONパスの推測に使用されるサンプルJSONファイルをアップロードするようにToJsonパターンが拡張されました。

Oracle Bug#32647810: CQLENGINEでの文字列長の拡張

文字列型の属性に対する1024文字のCQLEngine制限が修正されました。4096文字を許可するように属性の長さを増やしました。

Oracle Bug#32820171: TOJSONパターンでのバッチ処理の有効化の選択時にNULL値が表示される

ToJsonパターンをイベント・ストリームに追加した後に「バッチの有効化」オプションをクリックすると、ライブ出力表に新しいイベント値がnullと表示される問題が修正されました。

Oracle Bug#32845715: デリミタ付き列ヘッダーを無視して文字のエスケープを無効化するように修正

GGBDハンドラを使用してデリミタ付きテキストを記述する際に、列ヘッダーを無視するオプションを有効にしました。この修正により、JSON文字列をデリミタ付きテキストとして記述する際の文字のエスケープも無効になります。

Oracle Bug#32846444: JDBCシンク問合せタイムアウトの構成可能化

JDBCシンク問合せタイムアウトをosa_system_property表の構成可能なパラメータとして設定します。osa_system_property表に挿入する必要があるプロパティは、mkey=com.oracle.cep.adapters.jdbc.JdbcSink.QueryTimeoutです。

Oracle Bug#32850867: OSAインストーラがORACLE DBメタデータ・ストアで失敗する

Oracleメタデータ・ストアの構成中にパスワードに'@'などの特殊文字が含まれると、メタデータ・ストア・ユーザーの作成が失敗する問題が修正されました。メタデータ・ストアのパスワードは、jetty-osa-datasource.xmlファイルで構成されているパスワードです。

Oracle Bug#32870972: FIELD_PATHとFIELD_NAMEが異なる場合にKAFKAターゲットへの書込みが失敗する

field_pathfield_nameが異なる場合のKafkaターゲットへの書込みの失敗の問題が修正されました。

Oracle Bug#32872055: OSA内部トピックへのオフセットのコミット時のNULLPOINTEREXCEPTIONとNOSUCHELEMENTEXCEPTION

OSA内部トピックへのオフセットのコミット中に発生するNullPointerExceptionおよびNoSuchElementExceptionの問題を修正しました。

Oracle Bug#32853397: STREAM ANALYTICSでパイプラインの開始に失敗する。: 未検出の例外。: 1024

パイプラインの構成時の「パイプラインの開始に失敗しました。: 未検出の例外。: 1024」エラーが修正されました。

Oracle Bug#32894915: KAFKA GROUPAUTHORIZATIONEXCEPTION: グループへのアクセスが認可されない

エラー「GroupAuthorizationException: Not authorized to access group」でグループの問題にアクセスするためのユーザー認可の問題が修正されました。

Oracle Bug#32887340: データベース・ターゲット・タイプで列の削除が可能になる

データベース・ターゲット・タイプで列を削除できるようにUIを修正しました。実行時に、挿入文は形状内の列のみを指定します。

Oracle Bug#32754024: デバイスに領域がない - SPARK作業ディレクトリの変更

この修正は、Spark作業ディレクトリの変更後に正しいパイプライン・ステータスが反映されるようにするためです。

Spark作業ディレクトリを変更するには:

  1. Sparkサービスを停止します:
    1. sudo systemctl stop spark-slave.service
    2. sudo systemctl stop spark-master.service
  2. u02の下に作業ディレクトリを作成します:
    1. /u02に移動します
    2. sudo mkdir sparkを実行します。ここで、sparkは作業フォルダ名です。任意の名前でフォルダを作成できます。
    3. chmod 777 sparkを実行して、権限を変更します。
  3. spark-env.shを編集します
    1. SPARK_HOME/confに移動し、spark-env.shを編集します
    2. /u02の下に新しく作成されたフォルダを指すように、spark-env.shファイルの末尾にSPARK_WORKER_DIR=/u02/sparkを追加します
  4. Sparkサービスを開始します:
    1. sudo systemctl start spark-master.service
    2. sudo systemctl start spark-slave.service

    パイプラインを再度パブリッシュすると、/u02/sparkの下にアプリケーションおよびドライバのデータ(ファイルおよびログ)が表示されます。

Oracle Bug#32873823: OSAインストーラがADWメタデータ・ストアでエラー・コードORA-64308を表示して失敗する

SQLスクリプトseedSchema-19.1.0.0.6.sqlの実行中に、OSAのインストールがADWメタデータ構成で失敗し、エラーORA-64308: 「Hybrid Columnar圧縮表には、LONGデータ型の列を使用できません」が発生する問題を修正しました。