1.1.4.6 リリース19.1.0.0.5_MLR32849350 - 2021年5月
Oracle Bug#32251429: 複数のターゲットを持つパイプライン・デプロイメントの問題
複数のターゲットを持つパイプラインのパイプライン・デプロイメントの失敗の問題を修正しました。
Oracle Bug#32251367: SSL対応KAFKA設定でのホット・デプロイの問題
Kafkaシステム設定でSSLが有効になっている場合に、パイプラインのホット・デプロイメントがSparkExceptionで失敗する問題が修正されました。
Oracle Bug#32613021: ネストしたJSONにNULL値がある場合にパイプラインが終了する
ネストした入力JSONデータにnull値がある場合のパイプラインの終了が修正されました。
Oracle Bug#32647925: DBターゲットと参照のパフォーマンスの問題
データベース・ターゲットおよび参照への書込み中の検証パフォーマンスが向上しました。
Oracle Bug#32647546: NULL値のあるJSONで、OCIターゲットへの書込みが失敗する
入力JSONデータにnull値がある場合に、OCIターゲットへの書込み中にパイプラインがNullPointerException例外で失敗する問題が修正されました。
Oracle Bug#32712524: レコードに発音区別記号がある場合、RESTエンドポイントへの書込み中にパブリッシュされたパイプラインが強制終了される
入力JSONのデータに発音区別記号付きの文字列値ě¿čř¿ýáíé
(有効なUTF-8文字)が含まれている場合に、RESTターゲットへの書込み中にパブリッシュされたパイプラインが強制終了される問題が修正されました。
Oracle Bug#32375359 - ビッグ10進の丸め時の必要な例外
入力されたJSONに56を超えるスケールのビッグ10進値が含まれている場合に、パイプラインがNullPointerExceptionで失敗する問題が修正されました。サポートされているデフォルトの精度およびスケールが64になりました。
Oracle Bug#32669536: 現在と前のパターンで間違った問合せが生成される
現在と前のイベント
・パターンで複数のパーティション・フィールドが選択された場合に間違った問合せが生成される問題が修正されました。
Oracle Bug#32846444: JDBCシンク問合せタイムアウトの構成可能化
JDBCシンク問合せタイムアウトをosa_system_property
表の構成可能なパラメータとして設定します。osa_system_property
表に挿入する必要があるプロパティは、mkey=com.oracle.cep.adapters.jdbc.JdbcSink.QueryTimeout
です。
Oracle Bug#32850867: OSAインストーラがORACLE DBメタデータ・ストアで失敗する
Oracleメタデータ・ストアの構成中にパスワードに'@'などの特殊文字が含まれると、メタデータ・ストア・ユーザーの作成が失敗する問題が修正されました。メタデータ・ストアのパスワードは、jetty-osa-datasource.xml
ファイルで構成されているパスワードです。
Oracle Bug#32872055: OSA内部トピックへのオフセットのコミット時のNULLPOINTEREXCEPTIONとNOSUCHELEMENTEXCEPTION
OSA内部トピックへのオフセットのコミット中に発生するNullPointerExceptionおよびNoSuchElementExceptionの問題を修正しました。
Oracle Bug#32887340: データベース・ターゲット・タイプで列の削除が可能になる
データベース・ターゲット・タイプで列を削除できるようにUIを修正しました。実行時に、挿入文は形状内の列のみを指定します。
Oracle Bug#32754024: デバイスに領域がない - SPARK作業ディレクトリの変更
この修正は、Spark作業ディレクトリの変更後に正しいパイプライン・ステータスが反映されるようにするためです。
Spark作業ディレクトリを変更するには:
- Sparkサービスを停止します:
sudo systemctl stop spark-slave.service
sudo systemctl stop spark-master.service
- u02の下に作業ディレクトリを作成します:
/u02
に移動しますsudo mkdir spark
を実行します。ここで、spark
は作業フォルダ名です。任意の名前でフォルダを作成できます。chmod 777 spark
を実行して、権限を変更します。
spark-env.sh
を編集しますSPARK_HOME/conf
に移動し、spark-env.sh
を編集します/u02
の下に新しく作成されたフォルダを指すように、spark-env.sh
ファイルの末尾にSPARK_WORKER_DIR=/u02/spark
を追加します
- Sparkサービスを開始します:
- sudo systemctl start spark-master.service
- sudo systemctl start spark-slave.service
パイプラインを再度パブリッシュすると、
/u02/spark
の下にアプリケーションおよびドライバのデータ(ファイルおよびログ)が表示されます。