FML を使用した Tuxedo アプリケーションのプログラミング

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FML および VIEWS の環境設定

ここでは、以下の内容について説明します。

 


FML および VIEWS の環境設定の要件

FML フィールド化バッファの操作を開始したり、構造体とフィールド化バッファ間でフィールドを移動する VIEWS 関数を使用するには、まず、必要な環境変数を設定して、これらの方式が環境に組み込まれるように設定します。この節では、その方法について説明します。

 


FML のディレクトリ構造

Oracle Tuxedo システムに同梱される FML ソフトウェアは、ローカル ファイル システムのサブツリーに格納されています。いくつかの FML モジュールでは、このサブツリー構造が使用されます。TUXDIR 環境変数には、Oracle Tuxedo ATMI サーバがインストールされているディレクトリの絶対パス名を設定しておかなければなりません。

Oracle Tuxedo のインストール先ディレクトリは、以下のサブディレクトリで構成されています。

FML を使用する C アプリケーションには、以下のヘッダ ファイルをここに示す順序でインクルードします。

#include <stdio.h> 
#include “fml.h”

fml.h または fml32.h ファイルには、FML ソフトウェアで使用される構造体、シンボリック定数、およびマクロのための定義が格納されています。

 


FML および VIEWS で使用される環境変数

FML および VIEWS で使用される環境変数は以下のとおりです。

VIEW32 での MBSTRING のサポート

Tuxedo 9.0 から、VIEW32 は MBSTRING 型付きバッファをサポートするようになりました。これは、FML32 の FLD_MBSTRING フィールド タイプに対応します。

Fmbpack32(3fml) は、エンコーディング用に VIEW32 バッファの MBSTRING フィールドを比較し、Fmbunpack32(3fml) はそれを解凍します。TPMBENC 環境変数および TPMBACONV 環境変数も VIEW32 で使用されます。


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