Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-inインストレーション・ガイド for Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE) リリース7(1.1.1.0.0)からリリース9(1.2.1.1.0) B53229-01 |
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System Monitoring Plug-inインストレーション・ガイド for Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE)
リリース7(1.1.1.0.0)からリリース9(1.2.1.1.0)
部品番号: B53229-01
2009年2月
このドキュメントでは、まずOracle System Monitoring Plug-in for Sybase Adaptive Server Enterpriseの概要を説明し、次に、このプラグインでサポートされるバージョンの詳細、およびインストールの前提条件を示します。さらに、プラグインをダウンロード、インストール、検査および検証するための手順を説明します。
System Monitoring Plug-in for Sybase Adaptive Server Enterpriseは、Oracle Enterprise Manager Grid Controlを拡張して、Sybase Adaptive Serverインスタンスを管理できるようにするためのプラグインです。このプラグインをGrid Control環境にデプロイすることで、次の管理機能を使用できるようになります。
このプラグインでは、次のバージョンの製品がサポートされます。
プラグインをデプロイする前に、次の前提条件を満たす必要があります。
これらのガイドは、次の場所のOracle Databaseドキュメント・ライブラリのインストレーション・ガイドのセクションにあります。
http://www.oracle.com/pls/db102/homepage
sp_configure 'enable cis', 1 go
use master go sp_addserver loopback, null, @@servername go
set cis_rpc_handling on go
または、次のコマンドを実行した後、セッションを切断して再接続します。
sp_configure 'cis rpc handling', 1 exec loopback...sp_who -- note: 3 dots! go
isql -U sa -P yourpassword -S YOURSERVER \ -i $SYBASE/$SYBASE_ASE/scripts/installmontables
mon_role
割り当てます。これにはsaログインも該当します。
use master go grant role mon_role to sa go
mon_role
をアクティブにするために、いったん切断した後で再接続しなければならない場合があります。
select * from master..monState go
sp_configure "enable monitoring", 1 go sp_configure "sql text pipe active", 1 go sp_configure "sql text pipe max messages", 100 go sp_configure "plan text pipe active", 1 go sp_configure "plan text pipe max messages", 100 go sp_configure "statement pipe active", 1 go sp_configure "statement pipe max messages", 100 go sp_configure "errorlog pipe active", 1 go sp_configure "errorlog pipe max messages", 100 go sp_configure "deadlock pipe active", 1 go sp_configure "deadlock pipe max messages", 100 go sp_configure "wait event timing", 1 go sp_configure "process wait events", 1 go sp_configure "object lockwait timing", 1 go sp_configure "SQL batch capture", 1 go sp_configure "statement statistics active", 1 go sp_configure "per object statistics active", 1 go
sp_configure "enable stmt cache monitoring", 1 go
sp_configure "max SQL text monitored", 2048 go
Enterprise Managerを使用してSybase Adaptive Serverターゲットを監視するには、Sybase Adaptive Serverユーザーにmon_roleロールが付与されている必要があります。監視を行うユーザーについては、mon_role権限に加え、次のsys表にアクセスするためのSelect権限が必要です。
次のコマンドを実行すると、ユーザーにSelect権限が付与されます。
grant select on syslisteners to public go grant select on sysloginroles to public go grant select on syssrvroles (name, srid) to public go
このコマンドでは、データベース内のすべての既存ユーザーにSelect権限が付与されます。監視担当ユーザー(monuser)のみにSelect権限を付与するには、次のコマンドを実行してください。これらのコマンドを実行するには、sa_role権限が必要です。
sp_addgroup OracleEMGroup go
sp_adduser monuser, null, OracleEMGroup go
grant select on syslisteners to OracleEMGroup go grant select on sysloginroles to OracleEMGroup go grant select on syssrvroles (name, srid) to OracleEMGroup go
エージェントを構成するには、まず、エージェント・サービスを起動するユーザーがローカル管理者グループに属していることを確認します。また、プラグインをデプロイするすべてのエージェントで優先資格証明を設定する必要があります。これを行うには、次の項の手順に従います。
(Microsoft Windowsのみ)Microsoft Windows環境で高度な権限を割り当てるには、次のようにします。
プラグインをデプロイするすべてのエージェントで優先資格証明を設定するには、次のようにします。
「優先資格証明」ページが表示されます。
前提条件を満たしていることを確認した後、次の手順に従ってプラグインをデプロイします。
図1に、「管理プラグイン」ページを示します。
優先資格証明が設定されていないというエラー・メッセージが表示された場合、「プリファレンス」ページに移動してエージェント・ターゲット・タイプの優先資格証明を追加します。
次に示すのは、Sybase Adaptive ServerプラグインにjConnectを設定するための手順です。
$ORACLE_HOME/sysman
にjdbcdriver
ディレクトリを作成し、前述の.jar
ファイルをそのディレクトリに置きます。
$ORACLE_HOME/sysman/config
ディレクトリ下のclasspath.lst
ファイルに、ドライバの.jar
ファイルの場所を追加します。
$ORACLE_HOME/<node_name>/sysman/config
ディレクトリ内のclasspath.lst
ファイルを編集する必要があります(node_name
には、そのエージェントが属しているクラスタ・ノードの名前を指定します)。classpath.lst
ファイルがない場合は作成します。たとえば、UNIX環境のclasspath.lst
ファイルは次に示す例のようになります。
/home/usera/agent/sysman/jdbcdriver/sybase/jConn3.jar
次の項では、TCP/IPポートを有効にするため、および特定のSybase Adaptive ServerインスタンスのTCP/IPポートを探すために必要な情報について示します。
右側のパネルには、指定したSybase Adaptive Serverのすべてのプロトコルとそのステータスが表示されます。
特定のSybase Adaptive ServerインスタンスのTCP/IPポート番号を検索するには、次の問合せを実行します。
Select address_info from syslisteners
この問合せを実行すると、ホスト・アドレスとポート番号が返されます。
プラグインが正常にデプロイできたら、次の手順に従って、プラグイン・ターゲットをGrid Controlに追加します。これにより、ターゲットが集中的な監視および管理の対象になります。
SybaseServer_Hostname
など)。これは、Grid Controlでの表示名です。この名前は、Grid Control内のすべてのユーザー・インタフェースで、このSybase Adaptive Serverターゲットを表すために使用されます。
jdbc:sybase:Tds:<system>:<tcp/ip port>
の形式でURLを指定します。例: jdbc:sybase:Tds:stmpi2.idc.oracle.com:5000
com.sybase.jdbc3.jdbc.SybDriver
の形式で指定します。
プラグインをデプロイし、環境内で監視する1つ以上のターゲットを構成したら、次はプラグインの監視設定をカスタマイズできます。具体的には、使用する環境の特別な要件に合せて、メトリックの収集間隔やしきい値の設定を変更できます。なお、1つ以上のメトリックについて収集を無効にした場合、それらのメトリックを使用したレポートに影響が及ぶ可能性があります。
プラグインがデータの収集を開始するまで数分間待機したら、次の手順を実行して、プラグイン・ターゲットがEnterprise Managerで適切に監視されているかどうかを確認および検証します。
Sybase Adaptive Serverのホームページが図3のように表示されます。
プラグインをエージェントからアンデプロイするには、次の手順を実行します。
プラグインをEnterprise Managerから完全に削除するには、システムのすべてのエージェントからアンデプロイする必要があります。
次のパラメータがSybase Adaptive Serverプラグインに対して有効になっていない場合は、メトリック収集エラーが発生する可能性があります。
sp_configure "sql text pipe active", 1 sp_configure "sql text pipe max messages", 100 sp_configure "max SQL text monitored", 2048 sp_configure "plan text pipe active", 1 sp_configure "plan text pipe max messages", 100 sp_configure "statement pipe active", 1 sp_configure "statement pipe max messages", 100 sp_configure "statement statistics active", 1 sp_configure "per object statistics active", 1
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部品番号: B53229-01
Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-in Installation Guide for Sybase Adaptive Server Enterprise (ASE), Release 7 (1.1.1.0.0) to Release 9 (1.2.1.1.0)
原本部品番号: E12775-03
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