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Oracle Identity Manager 管理およびユーザー・コンソール・ガイド
リリース9.1.0.1

B53779-01
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24 汎用テクノロジ・コネクタの作成および使用に関するベスト・プラクティス

この章では、汎用テクノロジ・コネクタの作成および使用に関するベスト・プラクティスまたはガイドラインについて説明します。


注意

ベスト・プラクティスには、マニュアル内の他の該当箇所で繰り返し言及されているものもあります。この章では、他の箇所では扱われていないベスト・プラクティスに関する詳細説明を取り扱います。 


ベスト・プラクティスは、適用するコンテキストに応じて次の各項で説明されています。

24.1 「ステップ1: 基本情報の指定」ページ

汎用テクノロジ・コネクタの名前を指定する場合は次のガイドラインを適用します。

24.2 「ステップ2: パラメータ値の指定」ページ

ここでは、「ステップ2: パラメータ値の指定」ページで指定する入力に関する既知の問題について説明します。

24.3 「ステップ3: コネクタ構成の変更」ページ

ここでは、次の領域に関するベスト・プラクティスについて説明します。

24.3.1 フィールドの名前

フィールドの追加時または編集時にフィールド名を指定する場合、次の検証が適用されることに注意してください。

24.3.2 パスワード・フィールド

パスワードの安全性を確保するため、パスワード情報は汎用テクノロジ・コネクタでリコンサイルしないでください。つまり、「ソース」データセットおよび「リコンシリエーション・ステージング」データセットには「パスワード」フィールドが含まれないようにします。また、「リコンシリエーション・ステージング」データセットのフィールドを「OIM - ユーザー」データセットの「パスワード」フィールドにマップしないでください。

24.3.3 パスワード型フィールド

パスワード型フィールドは、「暗号化」属性および「パスワード・フィールド」属性を(「暗号化」チェック・ボックスおよび「パスワード・フィールド」チェック・ボックスを選択して)設定するフィールドです。「OIM - アカウント」データセットに追加するフィールドにこれらの2つの属性を設定すると、パスワード型フィールドを作成できます。

パスワード型フィールドの内容を保護するため、これらのフィールドの追加時または編集時には次のガイドラインに注意してください。

24.3.4 マッピング

「OIM」データセットのフィールドを使用する場合は次のベスト・プラクティスを適用します。

24.3.5 「OIM」データセット

「OIM」データセットのフィールドを使用する場合は次のベスト・プラクティスを適用します。

24.4 共有ドライブ・リコンシリエーション・トランスポート・プロバイダ

サマリー

親レコードと子データ・レコードが作成され、ターゲット・システムおよびOracle Identity Managerの両方でリンクされる場合は、各リコンシリエーションの実行開始時に、親データと子データ両方のファイルがステージング・ディレクトリに格納されていることを確認してください。

説明

ターゲット・システムに、子データ・レコードの関連付けられた親データ・レコードがあるとします。これらのレコードをOracle Identity Managerでリコンサイルするには、レコードが含まれる親データ・ファイルおよび子データ・ファイルをステージング・ディレクトリに配置します。リコンシリエーションの実行中、子データ・レコードがその対応する親データ・レコードにリンクされます。その後、別のリコンシリエーションを実行する前に、ステージング・ディレクトリから子データ・ファイルを削除すると、このような形の子データ・レコードの削除に対してリコンシリエーション・イベントは作成されなくなります。特定の親データ・レコードの子データ・レコードを削除する場合、子データ・ファイルから子データ・レコードを削除してください。各リコンシリエーションの実行時には、子データ・ファイルがステージング・ディレクトリに配置されていることを確認してください。そのファイルに子データ・レコード(3行目以降)がない場合にも同様です。

24.5 カスタム・プロバイダ

カスタム・プロバイダを使用する場合は次のガイドラインを適用します。

カスタム・プロビジョニング・トランスポート・プロバイダのコードを開発する場合、「ユーザーの作成」操作の終了時にプロバイダが一意のフィールドの値を戻すことを確認してください。この機能は、プロビジョニング・トランスポート・プロバイダのsendDataメソッドによって実装されます。詳細は「プロビジョニング中のプロバイダの役割」を参照してください。

24.6 コネクタ・オブジェクト

汎用テクノロジ・コネクタの作成時に自動的に作成されたコネクタ・オブジェクトを使用する場合は、次のガイドラインを適用します。

24.7 汎用テクノロジ・コネクタの変更

汎用テクノロジ・コネクタを変更する場合は次のベスト・プラクティスを適用します。

一度に複数の汎用テクノロジ・コネクタを変更しようとしないでください。同じOracle Identity Managerインストールの管理およびユーザー・コンソールで、別のセッションから作成する場合も同様です。


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