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Oracle Identity Manager Toolsリファレンス
リリース9.1.0.1

B53780-01
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9 アダプタのコンパイル

複数のアダプタを作成し、それらをコンパイルする場合、2つの方法のいずれかで実行できます。1つ目は、それぞれのアダプタにアクセスし、個別にコンパイルする方法です。ただし、この方法は多くの時間と労力を必要とします。

より効率のよい方法は、コンパイルするアダプタを選択して一度にコンパイルするか、必要な場合にはボタンをクリックし、Oracle Identity Managerデータベースに存在するすべてのアダプタをコンパイルする方法です。

9.1 アダプタの自動コンパイル

リリース9.1.0以降、デプロイメント・マネージャを使用してコネクタ・ファイルをインポートすると、アダプタが自動的にコンパイルされます。コンパイルされたアダプタのクラス・ファイルは、ファイルシステムではなく、Oracle Identity Managerデータベースに格納され、実行時にロードされます。次の2つのAPIが、アダプタをプログラムでコンパイルするAPIとして追加されました。

ただし、変更を加えた場合は、アダプタを手動で変更できます。


注意

XL.CompilerPathシステム・プロパティのJDKディレクトリのパスを設定する必要があります。これを行わないと、デプロイメント・マネージャを使用してXMLファイルをインポートしたときに行われるプロセスのアダプタ・コンパイル段階でエラーが起こります。

システム・プロパティの設定値の詳細は、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』の「「System Configuration」フォーム」を参照してください。 


9.2 アダプタの手動コンパイル

「Adapter Manager」フォームは、「Development Tools」フォルダにあります。これを使用して、複数のアダプタを同時にコンパイルします。

複数のアダプタを手動でコンパイルするには、次の手順を実行します。

  1. 「Adapter Manager」フォームを開きます。

  2. Oracle Identity Managerデータベース内のすべてのアダプタをコンパイルするには、「Compile All」オプションを選択します。

    複数のアダプタをコンパイルするには、コンパイルするアダプタを選択します。次に、「Compile Selected」オプションを選択します。

    ステータスが「OK」ではないすべてのアダプタをコンパイルするには、「Compile Previously Failed」オプションを選択します。

  3. 「Start」ボタンをクリックします。

    Oracle Identity Managerにより、手順2で指定した基準に合致するアダプタがコンパイルされます。

    ヒント

    Oracle Identity Managerでは、「Adapter Manager」フォームに表示されるすべてのアダプタの記録を見ることができます。これにより、アダプタの詳細な情報を確認できます。

    アダプタの記録を確認するには、該当するアダプタを選択します。次に、行ヘッダーをダブルクリックするか、アダプタを右クリックして、表示されるメニューから「Launch Adapter」コマンドを選択します。 


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