マルチバイト環境での使用にあたって
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本ドキュメントでは、BEA AquaLogic Data Services Platform 2.1 をマルチバイト環境下で使用する場合の既知の問題点や注意点を記述しています。含む内容は以下の通りです。
システム デフォルト以外のエンコーディングで保存されている CSV ファイルをデータソースとして扱う場合、 JVM の起動パラメータ (ld.csv.encoding) にそのエンコーディングを指定する必要があります。以下はUTF-8を指定する場合の例です。
-Dld.csv.encoding=UTF-8
複数のエンコーディングを同時に扱う事は出来ません。
以下の項目は、Source Metadata インポートにより、自動的に生成されるデータサービスのファイル名、データサービス関数名 (XQuery 関数名)、スキーマ ファイル名、XML ドキュメントの要素名として使用されます。
2.1 において、targetNamespaceにマルチバイトが含まれた場合の問題(詳細は旧版対応ドキュメントを参照)を解決するための、WebLogic Platform 8.1 SP5 XMLBeansに対するパッチが提供されています。当該問題を回避するためにはWebLogic Platform 8.1 SP5を使用し、かつXMLBeansパッチを適用する必要があります。製品に含まれる以下の導入手引きを参照してパッチ適用してください。なお、SP6以降にはこの修正が盛り込まれる予定です。
$WL_HOME/liquiddata/platform_patches/81SP5/CR266395/README.txt
CSV ファイルを Source Metadata としてインポートする場合に、 CSV ファイルのみを指定する事が可能ですが、そのファイルの内容がシステム デフォルト以外のエンコーディングで保存されている場合、以下の問題が発生します。
回避策: スキーマ ファイルをあらかじめ作成し、インポート時に指定してください。
Data Services Platform コンソールは2.1より、Data Lineageと呼ばれるデータサービス・データサービス関数の参照関係をグラフィカルに表示する機能を有しています。現在このグラフ上には限られた言語(文字)のみ表示可能です。必要な言語の表示に不具合がある場合はカスタマーサポートにお問い合わせください。
以下の問題は2.1で修正されています。問題の詳細は旧版対応ドキュメントを参照してください。
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