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マルチバイト環境での使用にあたって

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BEA AquaLogic Data Services Platform 2.5 マルチバイト環境での使用にあたって



本ドキュメントでは、BEA AquaLogic Data Services Platform 2.5 をマルチバイト環境下で使用する場合の既知の問題点や注意点を記述しています。含む内容は以下の通りです。

 


使用上の注意

システム デフォルト エンコーディング以外の CSV ファイルの取り扱い

システム デフォルト以外のエンコーディングで保存されている CSV ファイルをデータソースとして扱う場合、 JVM の起動パラメータ (ld.csv.encoding) にそのエンコーディングを指定する必要があります。以下はUTF-8を指定する場合の例です。

        -Dld.csv.encoding=UTF-8

複数のエンコーディングを同時に扱う事は出来ません。

メタデータインポート時にXML要素として使用するパラメータ

以下の項目は、Source Metadata インポートにより、自動的に生成されるデータサービスのファイル名、データサービス関数名 (XQuery 関数名)、スキーマ ファイル名、XML ドキュメントの要素名として使用されます。

targetNamespaceにマルチバイト文字が含まれる場合の問題

WebLogic Platform 8.1 SP5以前のバージョンには、マルチバイトを含むtargetNamespaceの処理に問題があります(詳細は旧版対応ドキュメントを参照)。本製品にはその問題を解決するための、WebLogic Platform 8.1 SP5 XMLBeansに対するパッチが提供されています。当該問題を回避するためには、WebLogic Platform 8.1 SP5にパッチを適用するか、SP6以降を使用してください。パッチの適用は以下の導入手引きを参照してください。

$WL_HOME/liquiddata/platform_patches/81SP5/CR266395/README.txt


既知の問題点および制限事項

CSVファイルのみをメタデータインポートする場合の日本語ファイルの取り扱い

CSV ファイルを Source Metadata としてインポートする場合に、 CSV ファイルのみを指定する事が可能ですが、そのファイルの内容がシステム デフォルト以外のエンコーディングで保存されている場合、以下の問題が発生します。

回避策: スキーマ ファイルをあらかじめ作成し、インポート時に指定してください。

Data Lineageページにおけるマルチバイト文字表示の問題

Data Services Platform コンソールは2.1より、Data Lineageと呼ばれるデータサービス・データサービス関数の参照関係をグラフィカルに表示する機能を有しています。現在このグラフ上には限られた言語(文字)のみ表示可能です。必要な言語の表示に不具合がある場合はカスタマーサポートにお問い合わせください。

DSPトランスポートにおけるマルチバイト文字処理の問題

本バージョンに付属するDSPトランスポートでは、マルチバイトを含むデータを正しく扱う事ができません。マルチバイトデータを扱う必要がある場合は、パッチを入手し適用する必要があります。(CR293852)
またDSPトランスポートビジネスサービスの要求/応答エンコーディングフィールドには、UTF-8を指定して下さい。

Excelアドインにおけるマルチバイト文字を含むWSDLファイル参照時の問題

ALDSP 2.5に同梱されているExcelアドインを使用してデータサービスへアクセスを行う際、接続先WebアプリケーションのWSDLファイルにマルチバイト文字が含まれていると、コンフィギュレーション(Webサービスのセットアップ)に失敗する場合があります。(CR307875)

 

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